
幕末も昭和も悪くないけど、やはり大河ドラマの華は戦国だよねぇと実感してしまった『麒麟がくる』第一話
近年久々に見る本格派王道大河ドラマって感じでワクワクしっぱなしだったので感想書いていってみたいと思います!毎週かけるといいな!
麒麟が来る 第1話感想
明智光秀を主役にした大河、ということで舞台は室町末期、野党に襲われる明智領土から始まります。
極彩色大河
まずびっくりしたのはドラマの画面の色彩ですね。びっくりするほど色鮮やかでした
スマホとかの加工モードでコントラストと色彩めっちゃ上げたような鮮やかさ・・・衣装の水色、田んぼの緑、空の青、蛍光色かってくらいの色味でした
大河ドラマって基本的に昔話なのでむしろ色味は抑えて重厚感だすのがお約束的なところがありましたがあえて真逆の手法を取り入れてきたなぁと・・・
中国や韓国の歴史ドラマは結構色彩豊かだったりするのでこういうチャレンジは私いいと思います!結構好き!
激シブOP。明朝体にシンゴジラを感じてしまった
鮮やかな本編と打って変わってOPは赤系の色味のカッコイイ映像に白の激太明朝体でキャストが書かれていきます
YouTubeにタイトルバックがありました!
これにキャスト情報とかが乗るんですが明朝体の感じが同じく長谷川博己主演のシンゴジラ感があってフフってなります・・・
いやぁ激シブでかっけーですねぇ・・・
いきなり青年時代から、自由度高い光秀の解釈は?
大河ドラマの1話といえば子役時代、というのが王道ですけど『麒麟がくる』はいきなり青年時代から始まりましたね
そもそも明智光秀って前半生が本当に謎に満ちているので子供時代の重要エピソードとか殆どないですし、1話から青年なのはええな、と思いました。最初から長谷川博己の方が視聴率もよさそうだしね!(良かったみたいです
前半生が謎、ということは脚本家の自由度が高いということでもありますんで解釈が楽しみだったりします
美濃の国境付近にある明智荘に野党がめっちゃくるところから始まるわけですが、この時点で知将の雰囲気はしっかりだしつつ、勇敢で殺すことにためらいがないのが戦国らしくていいです
戦乱の世で生き残るために各陣営がすべてを賭けて決断していく世界で甘っちょろいこと言い出す大河はあまり好みではないので・・・
殺陣たっぷりで実にカッコイイ幕開けでたまらんかったわけですが、野盗は最後に鉄砲をズドンと撃って去っていきました
室町末期だと鉄砲伝来からまだまだ日が浅く、十兵衛も知らない→知りたい!となる流れも好きです
ところで謎の農民?の岡村は何なんですかね?もしかして彼が光秀にトドメをさす農民だったりするん?
黙れ十兵衛!!!
これ絶対狙ってるよね
黙れ小童ァ!
美濃のマムシさん、イケオジすぎない?
幼馴染のツテを使って道三にお目通りした重兵衛ですが・・・こんなイケオジの斎藤道三初めて見ましたよ・・・
『麒麟がくる』はあまり前情報見ないで視聴したんでえ!?モックンなの!?!?という衝撃はなかなかすごかったw
利益がないと動かない、というあたりが元商人って感じでええですね
十兵衛の旅をして世界を知りたい、という申し出を鉄砲を買って奥方の病を治すため京の名医を連れてくる、という条件で手打ちにした道三
こうして十兵衛の旅がはじまりました
十代の青年みあふれる明智十兵衛さんかわいい
とうわけで旅にでた十兵衛さん
琵琶湖を渡る船でのテンション上がって一人タイタニックごっこ的な感じ、青年とおりこして少年で実にかわいいな!
比叡山の通行料とられるところでの横暴さを見る十兵衛さんとかとかこれはいい炎上(物理)フラグですねとにっこりとしたり。
堺に着いて鉄砲を求める十兵衛は刀鍛冶屋にたどり着き、そこで鉄砲とご対面するわけですが・・・ここで大塚明夫登場。シブいイケボに耳が幸せになる・・・
でも登場シーンで一瞬吉田鋼太郎に見えてしまって戦国ボンバーマンさんが何故?とか一瞬思って声で明夫か!となったんですけど、その後普通に吉田鋼太郎が登場して激似じゃねーかwwwってなりましたね・・・
明夫VS吉田鋼太郎、最高だった・・・
吉田鋼太郎演じる松永久秀のキャラが濃すぎて最高アンド最高
そしてマムシ大好きで十兵衛に酒飲ませて酔っ払せて情報引き出す吉田弾正の茶目っ気たっぷりなところが実にいい。
酔いつぶれた十兵衛の財布盗んで逃げるのかな、と思ったらちゃんと鉄砲置いて行って『また会おう』の置手紙とか最高じゃないですか。薄い本出ますよこれは(そこか
酒癖悪いのは今後もやらかしそうで楽しみですねぇ!
もう今からどれだけ壮絶な爆死をしてくれるのか楽しみで仕方ない松永久秀も久々ですなぁ
でも光秀大河だとそうとう終盤ですね、逆に言えば終盤まで吉田鋼太郎が出てくれると思えばワクワクが止まりません!
初回で火事。これはフラグ?
鉄砲を入手した十兵衛は続いて京で名医を探すことに
腕のいい貧乏な名医マチャアキ・・・いやオリキャラの医師を見つけますが心が折れてて承諾してくれません
ここでまた野盗がヒャッハーして町に火をつけられました
火事の中、水垢離をして火の中へ飛びこみ少女を救出する十兵衛さん
炎から出てくる十兵衛さん・・・炎と明智光秀、これはもう本能寺へ向けての伏線なんじゃろなぁ・・・とどうしても思っちゃいますね
『麒麟がくる』というタイトルの解説もしっかり盛り込んでましたが、正直他のエピソードと比べなんか浮いてたなぁと思ってしまいました
しかしこれで火縄銃と名医双方ゲットして美濃へリターン
ここで第1話終わり。いい1話だった!
第二話予告&今後のチラ見せ
予告は早速道三VS信秀で合戦!ワクワクが止まらないぞ!
そして今後のキーパーソンになる方々のチラ見せがありましたがキャスト情報あまり仕入れてなかったのでえ!?この人がやるの!?!?ってのめっちゃ多かった!
というか藤吉郎が佐々木蔵之介とか大丈夫なの?あの人めっちゃ背が高くなかったっけ???
高身長秀吉とか斬新だわぁ・・・
あと光秀大河ならば信長様が裏主人公みたいなモンなわけですが・・・イマイチイメージに合わない・・・
でも役者が実際演じてるとまた違ってくると思うので今後に期待ですかね
まとめ
というわけで久々の王道戦国大河初回は大変面白くてはやく続きが見たい!と思わせてくれる出来だったな!と思いました
映像の彩度には賛否両論あると思いますが個人的には新鮮でいいなと思ったので・・・もしかしたら若き日だからこそ極彩色で、終盤になるにつれて彩度が落ちていく的演出だったらそれはそれですごいと思うんですよ・・・天王山終わったらもうモノクロームだろうなぁと妄想するとエモい
大河ドラマは長丁場ですが前半はイケオジマムシとイケオジ弾正でもう満足できるな!と確信できたレベルなのでこれから登場する武将達も期待大っす!