2017年衆議院総選挙の新しい青森県選挙区をわかりやすく解説してみた

 

 

衆議院解散、来ましたね!

 

解散の是非やら希望の党爆誕やら民進党事実上の解党やら立憲民主党爆誕やら猛スピードで政局が変化して色々とついていけてますか!?

そんな中、我らが青森県の選挙区は補選予定やら区割り変更やら実は色々な変化があるのをご存知でしょうか?

そんなわけで新しい選挙区や候補者の情報・ちょっとしたわかりやすい選挙についての知識などをリアルタイム更新しながらまとめていきたいと思います

 

現在この記事の更新日:10月10日

 

ドクターベジフル青汁 ドクターベジフル青汁

 

目次

ざっくりわかる解散総選挙

 

まずは簡単に衆議院の解散総選挙を説明いたします

知ってる方はさっくり飛ばしてOKです!

 

そもそも解散ってなによ?

日本の国政には衆議院と参議院の2種類があるのはご存知かと思います

詳しい違いの説明は任期は衆議院が4年参議院6年ですね

参議院は基本的に6年の任期を全うし3年毎に決まった時期(大体夏)に半分ずつ選挙を行い議員が入れ替わります

それに対して衆議院は任期満了まで務めることが基本的にあまりありません。

何故かというと解散総選挙があるからです

憲法に定められてますが

 

第七条  天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。

(略)

    衆議院を解散すること。

 

ようするに内閣総理大臣が解散すると決めたら衆議院が解散・・・ぶっちゃけると衆院議員みんな一旦クビになって一斉に選挙して、当選した新たな衆院議員達でもう一回総理大臣決める首班指名選挙するってことです

まぁ衆議院は大体2~3年ごとに選挙するって考えておけばOKです

 

なんで解散なんてするの?

なんで勝手に解散すんねんというツッコミがあるかと思いますが解散は内閣の意思であると憲法にあるので・・・そしてそれが内閣総理大臣の権力の根源でもあります。好きなタイミングで選挙できますからね

今回の選挙に関してはそもそも前回の選挙は2014年にありまして、任期が4年だからなにも無くても来年絶対選挙やるんですよ

んで今の国際情勢(というか北朝鮮)を見るからに今より来年の方が状況が悪くなってそうな予感はあります。そんな中で選挙するより今やっといたほうがいいという判断もあったはずです。まぁ民進党議員の不倫ブーメランでの風向きの変わりっぷりが一番デカいでしょうが

まぁ要するに衆議院解散は総理大臣の特権なので野党は随時選挙に備えて文句ある国民は投票で答えましょうってことですね

 

衆院議員ってどうやって選ぶの?

衆議院の議員は小選挙区制比例代表制を組み合わせた選挙で選びます

投票所に行けばわかりますが3枚紙を渡されます

1枚目は小選挙区用投票用紙、2枚目は比例代表区用投票用紙、三枚目は最高裁判所の裁判官審査投票ですがこれの説明は省きます

なんか小難しい感じですけど、簡単に説明すると

小選挙区制

日本を地域ごとに細かく区切り、その区画から選挙で代表者1人選んで議員にする

って制度と

比例代表制

衆議院選挙の場合、北海道・東北・北関東・南関東・東京・北信越・東海・近畿・中国・九州・沖縄のブロックに分けて政党に投票する

区画ごとに何人まで当選するか決められており(例えば東北なら13人)、投票の比率でどの政党から何人当選って感じに割り振りされます

そして政党の提出した立候補者の名簿の上から順に当選者が決まります

衆議院の場合、小選挙区との重複も可能で、小選挙区で僅差で負けた議員は名簿の上の方に繰り上げられます

って制度を組み合わせてます

要するに1人の議員1つの政党を選んでねってことです

衆議院の比例って参議院よりわかりづらいんですが小選挙区の敗者復活戦があるってのと個人投票できないってのを覚えとけばいいかと思います

 

定数減ってなにさ?

国会議員の人数減りますってことです

その分お給料も減るわけですが民意の反映も減るって感じなので慎重にやらなきゃいけないですね

去年の改正で475人から465人に減ることになりまして、小選挙区が6人減って、比例代表区が4人減ることになりました

当然どこの選挙区が減るかでモメるわけですが一票の格差って問題もありまして、都会の人口多いところだと50万票から1人選ぶのに田舎の人口少ないところだと20万票から1人選ぶのって不公平じゃない?重みが違うくない?って話です

なので最大格差を2倍以内に抑えなきゃいけないので、基本的に人口少ない県の区域がターゲットになるわけですね

 

いつやるの?

今でしょ!

もう上でも書きましたしテレビでも散々放送されてると思いますが念のため!

 

2017年衆議院解散総選挙

衆議院解散 9月28日

公示 10月10日

投票日 10月22日

 

以上です!

ちなみに公示とは候補者が立候補届をだして町中にポスターが張り出されたりなど本当の選挙戦の開始日です

期日前投票も公示されたら出来るようになります

選挙活動もいろいろとルールがあって結構複雑ですが面倒なので省きます。気になったらググりましょう!

 

青森県選挙区の変更点

 

さて、本題です

いざ選挙!なわけですが選挙区の改定に伴い、青森選挙区が4選挙区あったのが3選挙区に減ることになりました

国会議員が減るということは青森県の民意を反映し辛くなったり、一人あたりの担当区域が広がったりとそういいことはないですが決まったもんは仕方ありません

というわけでどんな感じになったのか見てみましょう

 

青森県の区割り改定はどうなるの?

 

 

県発表の図で言うとこんな感じですね

ちょっとパステルカラーで分かりづらいのではっきりと色つけてみました

 

サッカーファンなので1区ラインメール青森カラー・2区ヴァンラーレ八戸カラー・3区ブランデュー弘前カラーにw

 

ざっくり言うと

 

1区 青森市(浪岡地域含む)・むつ市・東津軽郡・下北半島(野辺地・六ヶ所まで)
2区 八戸市・三沢市・十和田市・三八上北地方(七戸・東北まで)
3区 弘前市・五所川原市・黒石市・平川市・つがる市・津軽郡

 

こんな感じですね。今まで青森・下北&上北・八戸・弘前って分けてたのが青森・八戸・弘前になった感じです

 

具体的に変わるのはどこよ?

 

で、具体的に区割りが変わる(投票先が変わる)自治体がどこになるかと言いますと・・・

 

青森市浪岡地区

むつ市

佐井村

風間浦村

大間町

東通村

横浜町

六ヶ所村

野辺地町

新1区へ
十和田市

三沢市

東北町

七戸町

おいらせ町

六戸町

五戸町

新2区へ
五所川原市

中泊町

板柳町

鶴田町

新3区へ

 

 

・・・という感じになります。該当地区にお住まいの方は投票先にお気を付け下さい

旧2区の地域が新1区と新2区ばりっと別れ、そして津軽が津軽山地で割れる感じですね

 

旧4区の補選はどうなったの?

 

そもそも、旧4区は旧4区選出の木村太郎代議士死去のため、補選が行われる予定でした

補選というのは議員が何らかの理由で居なくなったときに補充で行われる選挙のことです

投票日10月22日の予定で全国3補選が次期総選挙の前哨戦になると言われてたのです

それが突然の解散により統合されることになり、実質補選はなくなりました

実際のところ来年までには必ず選挙の予定があるわけで、そしてその時には選挙区の区割りが変わるのは確定済みだったので、旧4区に関しては今回の解散が補選と重なったのはむしろ無駄に選挙しなくてよかった感もありますね

 

候補者はどうなってるの?

まだ公示されてないので仮ですしもしかしたら増えたり政党が変わったりするかもしれないですが現時点の候補者をまとめてみます

公式サイトやツイッター、フェイスブックアカウントがある場合リンクも貼るので参考にしてください!

・候補者はあいうえお順表記です

・名前

政党名 年齢 経験 当選回数

リンク等

・升田氏、工藤氏、山内氏は希望の党入党への申請はしたらしい

10月4日追記:上記の3名は希望の党公認になったようです

10月10日追記:公示されました!以下の立候補者で確定のようです

 

青森1区

 

赤平 勇人

共産党 27歳 新人 当選0回

Twitter Facebook

 

津島 淳

自民党 50歳 前職 当選2回

公式サイト Twitter Facebook

 

升田 世貴男

希望の党 60歳 前職 当選1回

公式サイト Twitter Facebook

 

 

青森2区

 

大島 理森

自民党 70歳 前職 当選11回

公式サイト Twitter Facebook

 

奥本 菜保巳

共産党 50歳 新人 当選0回

Twitter

 

工藤 武司

希望の党 45歳 新人 当選0回

公式サイト Facebook

 

 

青森3区

 

木村次郎

自民党 49歳 新人 当選0回

 

高柳 博明

共産党 47歳 新人 当選0回

Facebook

 

三國 裕貴

幸福実現党 32歳 新人 当選0回

公式サイト Facebook

 

山内 崇

希望の党 62歳 新人 当選0回

公式サイト

 

比例代表制(東北ブロック・青森県選出)

 

江渡 聡徳

自民党 61歳 前職 当選6回

公式サイト Twitter

 

高橋 千鶴子

共産党 58歳 前職 当選5回

公式サイト Twitter Facebook

 

じっくりと調べて決めてみてください!

もっと色々知りたいなら選挙ドットコムへ!

 

まとめ

 

というわけで青森の選挙事情を簡単に説明してみました

投票日は10月22日の日曜日ですが青森県サッカークラスタにとっては八戸でのJFL青森県ダービーマッチの日でもありますのでダイスタ行く前に投票済ませておきましょうね!期日前投票でもOKです!

 

候補者など詳しい事情はまだ野党がゴタゴタしてるので立候補者やら出馬政党がはっきりしてませんが、一つだけ言えることは

自分が投票する候補者・政党は自分で決めなさい

と言うことです

この時期になると「あの候補者に入れてくれない?」「比例決めてないならあの政党に!」とか言われることもあるかもしれません

職場から強制もあるかもしれません

でも、政見放送でもニュースでも新聞でもネットでもなんでもいいです。消去法でもいいです。

候補者や政党の政策や方向性に目を通して票を投じてください

自分の1票なんかでなにも変わらないなんてことはないのです

選挙はちゃんとプライバシーが守られてますから、自分がだれに投票したかなんて誰にもわかりませんから、自分が決めた人に投じてください

若い人は特にそうです。これからの日本を支えていくのは若い力です。若い民意を国へと届けましょう

そうやって国家の舵取りをする人を決めるのが民主主義なのです

 

そんなわけで10月22日は皆、投票に行きましょう!

 

ドクターベジフル青汁 ドクターベジフル青汁

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

青森県弘前市在住の兼業主婦で地元サッカーチーム・ブランデュー弘前サポーター。
青森県や弘前市の地方情報やブランデュー弘前情報の発信、PRしています。
最近は『はじめの一歩』毎週感想かいてます。その他漫画レビューもアリ

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次