このページでは私の愛するサッカークラブ・ブランデュー弘前についてサッカー知らない人でもわかるように簡単に説明いたします!
そもそもブランデュー弘前ってなぁに?
ブランデュー弘前とは2012年と比較的最近出来た弘前市からJリーグを目指してるアマチュアサッカークラブです
Jリーグを目指すというのは要するに将来的にこの弘前と津軽地域をサッカーで盛り上げてプロチームを作りたいということでサッカーを通じてスポーツの興奮・感動をこの地域で共有できたらハッピーになるよ!って感じです
プロとアマチュアのなにが違うかというと要するに選手を雇ってさっかで興行を行うビジネスかどうかです
現在、所属選手達は基本的に弘前や津軽地域で働きながら夜にサッカーの練習をし、日曜日に試合を行ってます。選手のみんな、本当にすごい。
試合だけじゃなく、子供たちにサッカー教室をしたりヒロロで子供が遊べるイベントやったりお祭りに参加したり本当にいろんなことやってますよ!
名前の由来とかチームカラーとかエンブレムとかマスコットとか
チーム名
ブランデューとは津軽弁の発音がなんかフランス語に聞こえるという逸話からフランス語でBlanc(白)とDieu(神)を合体させた造語でブランデューと名付けられました・直訳すると白神弘前になります
クラブカラー
クラブカラーは桜色(ピンク)
2012年から2015年までは白神だけに白で活動してましたが2016シーズンから冬の雪の白から桜のピンクへという名目で変わりました
↑これが2017シーズンのユニフォーム。かわいくてカッコいい!!!
ピンクに変わってから毎年デザインも凝ってて新ユニ発表が楽しみになるんですよねぇ・・・これもまたサッカーの楽しみの一つ!
エンブレム
エンブレムはクラブを象徴するマークなわけですが
このようにとても弘前要素をぶっこんだエンブレムなのです!
弘前愛を感じる!
マスコット
クラブマスコットは白神山地に住まう妖精ブラッフェ
コワクナイヨ
ちなみにまだイラストだけでいわゆる着ぐるみにはなってません
2016年にクラウドファンディングで資金を集めて着ぐるみ化しようという計画はありましたが、残念ながら目標に届かず・・・いつか必ず立体化して欲しい!
どこで試合してるの?
ブランデュー弘前のホームスタジアムは弘前運動公園の球技場と陸上競技場です
球技場と陸上競技場は隣接してますんで、ホーム戦の日に運動公園に行けばどっちかでやってますよ
球技場は人工芝グラウンドに仮設スタンドがあり、屋根などは無いので日光対策や雨対策が必要です
芝が生え揃ってない春先は球技場使うことが多いです
魅力はなんといっても距離の近さ!選手と客席を隔てるものはありません!その分ボールも偶に飛んでくるけど!
夏場、暑い頃は陸上競技場を使うこともあります
陸上競技場なので客席とピッチの間には陸上トラックがあり少々距離はありますが高さがある分見下ろす感じになって割と見易いかと思います
スタンドの中央付近の席だと南側に貴賓室があり日陰ができるのでちょっと涼めるかも
こっちも屋根は無いので雨の日は雨具を忘れずに!
主にこの2つの競技場を使ってますが偶に岩木山運動公園の多目的グラウンドを使うこともあります。天然芝のコンディションは最高ですがアクセスがヤバいです。百沢より奥なのでちょっとした登山ですよ・・・
チケットとかいくらなの?
なんと!今はまだ無料です!!!
なので気軽にふら~っと見にきて途中で帰っても全然OKだったりします!
チケットも一応存在してまして、チケット持って行くと粗品プレゼント(基本的に限定ステッカー)という感じなのでブランデューのサポートショップで配布してたり、試合告知活動で配布してたりしてますね
↑こういう感じ
なお昇格してJFLに行ったら多分有料になる(おそらく1000円くらい)見込みなので無料で観戦するなら・・・今でしょ!!!(微妙に古い
いつ試合やってるの?
ブランデュー弘前公式HPのスケジュール→試合・練習日程で大体わかります
試合結果のページだと公式戦の一覧・終わった試合の結果も表示されて非常にわかりやすいです
なお2017年のホーム開幕戦は5月7日です!!!みんな観に来てね!!!
ライバルは?
同じ東北1部リーグだとやはり最大のライバルは2016年優勝チームであるコバルトーレ女川ですね
Jリーグを目指し、東日本大震災で津波で壊滅的被害を受けた女川をホームに活動をしているクラブ・・・去年はホームでボコボコにされました・・・
そしてガンジュ岩手、2014・2015年の東北王者ですがなんか色々とあったようでクラブが大変なことになったとか噂はありましたがそれでもやっぱ強いチームですね
あとは古豪・盛岡ゼブラ(某サポーターが凄い)やプリメーロ、バンディッツいわきに仙台SASUKE、大学のセカンドチームの富士クラブ、2部からの昇格組だけど歴史あるクラブの新日鐵釜石やメリーも侮れません
皆ライバルです!
そして忘れちゃいけないのがJFL所属の青森県内のクラブですね。天皇杯予選であるNHK杯で戦うこともありますので同然ライバルですよ
まずはヴァンラーレ八戸、今青森県内で一番Jリーグに近いクラブですね
八戸市を中心に三八上北地方をホームにし、弘前とは津軽・南部の歴史的対立関係もあり津軽南部ダービー的なノリはあります。2016年にはNHK杯でも戦ってますね、負けましたけど(2017年も順当に行けば戦う予定だよ!
そしてラインメール青森、こちらは青森市がホームのチームです。たまに弘前の陸上競技場でもホーム戦やってます。なんでだよ。
弘前とは東北リーグの2部・1部で戦ったこともあり津軽クラシコとも呼ばれてますが・・・まぁ負けてるんですけど
あとホームタウン的な意味で津軽地方の陣取り合戦的な戦いもある・・・のかもしれない
あとどのくらいでJリーグ?
2017年現在は東北1部リーグに所属、J1・J2とかいう表記で言えばJ5です
いわゆるJリーグとはJ1・J2・J3のことなのでブランデュー弘前はあと二つ上に行けばJリーグです
もっともそこが一番大変なのですが・・・
都道府県リーグ→地域リーグへの道
基本的に社会人(第一種)サッカーというのは県リーグ→地域リーグ→JFL→Jリーグという階層構造になってまして、他のスポーツでいうと相撲の番付が一番似てるかも?
新米力士が序の口からはじまるように、サッカークラブも県リーグの下部から始まります。そこから勝ち上がっていき幕内(J1)十両(J2)幕下(J3)を目指すわけですね
青森県リーグは2部構成で県全域の1部と津軽・南部で別れた2部で戦います
地域リーグ→JFLへの道
その上の地域リーグ、東北リーグは二部構成
二部は北(青森・岩手・秋田)と南(宮城・山形・福島)に別れてます。それぞれのリーグの優勝チームが1部(東北全域)へと昇格できます
その東北1部リーグで優勝すると地域チャンピオンズリーグ(以下地域CL)の出場権を得ることが出来ます
地域CLは北海道・東北・関東・甲信越・東海・関西、中国・四国・九州の各優勝チームと全国社会人選手権(全社)という社会人チームのトーナメント戦の一位から三位までのチームの計12チームが3日連続3連戦の予選リーグ戦と3日連続3連戦の決勝リーグ戦を戦い、一位と二位がJFL昇格権を得るという日本で一番過酷なサッカー大会とも言われています
9地域が全国区の1リーグの昇格のために凌ぎを削るわけで、こんな過酷な状況になってるんですよねぇ・・・恐ろしい・・・
JFL→J3への道
そしてJFLに昇格できてもそこからJ3への道も楽ではありません
まずは成績、四位以内に入ること
JFL(ジャパン・フットボール・リーグ)はアマチュア最高峰の全国リーグです
アマチュア・・・つまり企業部活の猛者、HondaFC・ソニー仙台・ホンダロック・マルヤス岡崎など通称門番を相手に上に行かねばなりません
アマチュアなんだからプロ目指してるチームからすると楽勝でしょ?なんて思ってたらいつまでも昇格できませんよ・・・下手な貧乏プロチーム行くより企業チームで仕事をしながらプレーする方が環境良かったりしますからね・・・
そしてここからは成績以外の条件も必要になります
百年構想クラブ認定とJ3ライセンスです
百年構想クラブは財政的に大丈夫か、地域に認められているか、商標権は大丈夫か、など本気でJリーグを目指す意志があるクラブです!とJFAにお墨付きを貰う感じですかね
J3ライセンスはプロの興行が開催していけるかの免許みたいなもので、ユースチームを持ってるか、プロ契約選手が3人以上いるか、監督がS級ライセンス持ってるか、スタジアムは五千人以上入るか・・・などをクリアしなければなりません
あとはJFAによる審査もあり平均観客動員数が二千人以上なら昇格です!
どうです?スッッッゲェェェ大変でしょう?
Jリーグクラブってこういうのを乗り越えてきたクラブだって知ると本当に見る目が変わってきますよ・・・
ブランデュー弘前の今までの成績は?
我らがブランデュー弘前は2012年からリベロ津軽FCからトップチームが独立する形で活動を開始、青森県リーグ1部から始めりました
そして初年度で青森県リーグを優勝いたしました✨
幸先のいいスタートをきり、2013年は東北2部北リーグで戦うことになりましたが強力な近場のライバル・ラインメール青森が立ちはだかります
結局優勝・昇格はラインメール青森、ブランデュー弘前は2位に終わり、2014年も東北二部でプレーすることになりました
2014年はまさに圧倒的な成績で優勝し、見事昇格の切符を手に手にしたのです!
そして2015年、東北1部での初年度は試練の年でした・・・怪我人も多く中々勝ちが取れず、8位というギリギリ残留の成績で終わりました
東北1部二年目の2016年、コレはまずいというテコ入れか、チームカラーの変更や様々な企画で盛り上げて2位という好成績でシーズンを終えました!(実はなんとか二位というのが真相ではありますが
2017年は勝負の年!優勝、そしてJFL昇格を狙います!