Fate/stay night[Heaven’s Feel]第一章の映画が間桐みパーフェクトで最高だったので感想書いてみる

※第二章感想はこちらからどうぞ!※

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劇場版Fate/stay night[Heaven’s Feel]ーーー以下『Fate[HF]』『桜ルート』と呼びますーーー第一章公開から3ヶ月・・・遂に津軽(イオン柏)での公開の日がやってきましたので意気揚々と観に行ってきました!

3ヶ月がなんだ!我々は13年待ったのだ!!!

セイバールート、凛ルート、桜ルート・・・どれも好きですが、一番尊いのがセイバー、一番燃えるのが凛、そして一番しんどいのが桜です

このしんどさが私の萌え性癖にはドストライクだったわけで桜ルート劇場アニメ化は大変楽しみにしておりました

それが!まさかの!上映映画館が一番近いところで八戸と秋田!!!

車で3時間はかかるじゃないですかヤダー!!!いやぁ、下田まで行ってもよかったんですがどうにもタイミングを逃しましてね・・・という状況だったんですが、柏なら・・・柏ならきっと遅れてやってくれる・・・と信じ出ました!

え?弘前のイオンシネマ?

というわけで公開から3ヶ月経っちゃいましたが色々と溢れる思いが爆発してるので感想書いてみたいと思います

 

↓タスクオーナ氏によるコミカライズもオススメ!↓

 

 

目次

これからFate[HF]見たい人へのネタバレなしの注意など

今スマホアプリFate/GOがやたら大人気でFateってだけで見てみようかと思ってる人もいるかもなのでネタバレにならない程度の感想もまず書いてみようかと思います

まず一番大事なことですけど、はじめてFate/stay nightに触れるという人には厳しい映画です

というのもFate原作というのはいわゆるサウンドノベル(かまいたちの夜みたいな小説を読みながら途中で選択肢分岐のあるゲーム)でして、序盤、というか導入部分はセイバー・凛・桜ともに同じ展開を迎えるわけです

この桜ルートの映画はその導入部分をばっさりカットしています

なので凛視点の部分だったりアーチャーVSランサーだったり士郎がランサーに心臓一突きされたり士郎がセイバー召喚したりセイバーVSランサーだったり・・・そういう部分がまるごとダイジェスト状態です

個人的にはここのカットは大変思い切った判断で全然アリでしたね!というか映像化されるたびにやるのでFateファンとしてはもう見飽きてるんですよね・・・ゲーム版のようにスキップ!

なので初見の人は予習してから行きましょう

まぁufo版アニメFate/stay night[Unlimited Blade Works]観とけばどうにかなりますね

セイバールートはDEEN版・・・と言いたいところですがあまりお勧めできないのでスマホアプリのFate/stay nightのセイバールートをおすすめしたいです。無料だし(超太っ腹!

勿論Vitaでがっつりやるのもいいですよ

コミックス版もオススメしたいです。通称だっと版

最初は萌え系の絵なんですが途中から妙に首が太くなり絵柄がゴツくなるのがネタにされまくってるんですが漫画としては原作愛に満ちてめっちゃ面白いんですよ・・・完結済みですし、是非ご一読を・・・

 

Fate/Zeroは桜の過去のネタバレ的なのあるからそれを承知でならアニメや小説、コミック版と色々あるので見てみるといいかもです

 

Fate[HF]第一章感想

というわけで映画の感想です

 

きのこすら表現しきれなかった『間桐慎二』という人間をアバンだけで見事に表現しとる

まずはじまりが第5次聖杯戦争はじまる一年前、士郎がまだ弓道部にいたころからはじまります

凛とした姿で弓を構える士郎は設定としてそうだったのは知ってても原作でもアニメでも絵として中々見たことが無いので凄く新鮮だった

これがエミヤのアーチャークラスへの伏線にもなるのだなぁと思うと感慨深い

しかしここで特筆すべきなのは士郎ではなく間桐慎二です

弓を引く士郎へ向けるこの視線はなんだよ・・・なんて目をしてるんだ慎二・・・

士郎がバイトで右肩を火傷したシーン、慎二は本気で怒ってた。見下すでもなんでもなく親友として、ライバルとして認めた人間故のの怒りを見たね

そして少々皮肉げに煽っただけで弓道をあっさり捨てて去る士郎、それをだまって見送る慎二・・・ここら辺は士郎の異常性への違和感をもってどうしても慎二に感情移入してしまう作りなのが憎い

この後のシーンもお節介焼く士郎に怒ったり、雑用押しつけて皮肉吐いたり・・・そして極めつけはアルバムの笑顔で士郎と映ってる写真、そしてある期を境に写真から姿が消えるところ

お前・・・お前本当に士郎こと大好きだな・・・(頭抱える

いやね、Fate本編やったことある人ならわかるけどシリーズ・人間のクズと言ってもいいようなキャラでこれまでのメディア展開でもどこまでもクズ、一周まわってワカメワカメ言われるネタキャラになったようなキャラですよ・・・

私も最初のプレイのときなんでこんなクズと友人なんだ士郎と非常に疑問に思ったくらいでしたし

ホロウでは士郎との出会いとかも描かれて、聖杯戦争とか間桐の家の事情とかなきゃこんな感じだったんだなぁ・・・だがクズだ。で終わってしまったわけです

奈須きのこ氏の解説とか見ても本来はこういうキャラだった、というのはわかっててもどうにも好きになれないキャラだったわけですよ

そういう意味で原作者すら間桐慎二というキャラを描き切れなかったと思ってます・・・

それを映画版HFは弓道部の一件だけで見事に「だから慎二は士郎に対してあんな態度なのか」を説得力持たせちゃった

なんつーかこのめんどくさいメンヘラ元カノっぽい執着をしっかり描き、その地雷を踏みぬく士郎というのがよーわかると言いますか

もうね、この時点でこの映画はヤバいことにいなるぞ・・・!と確信を持てましたね

 

桜のヒロインっぷりがマジヒロイン。純白のヒロインすぎてしんどい

そして怪我をした士郎の元に訪れる慎二の妹・

目に光の無い無表情のJCの桜は事情を知ってるととても心が痛むわけですが、士郎の家で士郎と大河と一緒に家事をしたり過ごしていくうちに話すようになったり、明るくなったり、和食が得意になったり・・・どんどんわかっていく桜が本当にかわいい・・・

そして士郎と同じ高校に進学、弓道部に入ったりと順調に可愛い後輩JKヒロインになっていく桜・・・

映画版オリジナルで冬なのに純白の清楚ワンピースの勝負服着て士郎を待つ辺りとかこれでもかと清楚系ヒロインとしてその魅力を存分にふりまく桜が本当にかわいくてね・・・故にしんどい

いやー、この映画の監督さんが奈須きのこ氏から桜研究家と言わしめるほどの桜マニアだとは聞いてましたが、その話に嘘はありませんね

わかってます、この映画は第一章です

白ければ白いほど黒や赤は映えるというのをこの監督は本当によくわかってます!!!

もうね、キャラの表現としても伏線としても見事過ぎてマジスタオベしそうになりましたよ・・・だからこそ、しんどい

 

かなり端折ってるのにそれを感じさせない構成力がすごい

Fate/stay nightのラストを飾るシナリオだけにとにかく長い、長すぎる

普通にプレイすると20時間はかかります

実際劇場アニメ化されると聞いたとき一番の不安要素が尺が足らんやろでした

その昔DEEN版UBWの映画版がありましてね・・・青森のシネマディクトまで観に行ったんですよ・・・(信頼と安心の弘前の映画事情に期待してはいけない

観終わった感想が「いいMAD素材だったね!」でした・・・

なんかこう半端に見せ場を突っ込んで意味不明のものが出来上がりましたというか・・・

勿論、この映画版は3部作ですからDEEN版UBWとは事情が違いますがそれでも2時間×3=6時間です

どう取捨選択するかの構成が一番重要になる、と思ってました

なのでかなり身構えたんですが共有ルートはOPと共にスマートにダイジェスト、それ以外は相当飛ばしてるはずなのにカットを感じさせずに重要なポイントは押さえた見事な作り!

第一章の範囲的に重要なポイントは桜のヒロインぶり、真アサシンと謎の黒い存在、次々と脱落するサーヴァント、そして言峰綺礼の麻婆があるわけですがどれもしっかり押さえてますね

まぁ私はPS2版レアルタヌア以来本編に触れてたわけじゃないので大分内容忘れてたんですがそれでもダイジェスト感はなく、それでいてみたいシーンは想像以上の映像で魅せてくれる・・・素晴らしい、本当に素晴らしい・・・

 

アクションシーンは信頼と安定のufo!特にランサーVS真アサはヤバい!

アニメーションとしてのFate[HF]、基本的にこのルートのバトルは後半の方が熱い(しかししんどい)のですが原作であっさりめに退場したランサー、キャスター、セイバーのバトルがオリジナルシーン多めで描かれたのですがこれがまた動く動く!

特にランサーVS真アサ!

躍動する青いアニキのカッコ良さがたまらん!そしてランナーのサーヴァント・クーフーリンと化した全力疾走スプリントも最高でしたねwww

トラックの上でのアクションといいルーンでの結界だったりゲイボルグを引き寄せる描写など迫力満点、真アサは終始不気味な敵として動きのグロテスクな所のコレダヨー感が短蘭かったです

真アサといえばゾォルケン、いや間桐臓硯の生にしがみつく姿をそれでこそわが主と言ったところがなんかすごく良かったなぁと・・・これもまた間桐をよく描けてると思ったワンシーンでしたね

動きと言えば蟲蔵本当にキモいんですけどあのデカい蟲はなに・・・?なんか初めて見たぞあんなん・・・

あとは最後のライダーですね。いやーおっぱいとおしりの躍動がたまりませんでしたね~、最高すぎます。2~3章への期待がさらに膨らみますね・・・

 

2~3章のネタバレ込みの感想や予想、ネタバレ注意

ここからは原作ネタバレ込みでの感想やこれからの展開についての感想です

先の展開知りたくない人は読まないでください!

ワンクッションとして行空けときます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで原作ネタバレ感想です

セイバーを失い、桜の元に帰る士郎のシーンで終わったわけですが・・・第2章からが本番なわけでして早くも続き見たくてたまらん!

一つ気になったのが途中の士郎が凛に迫られる夢を見るシーン、途中で桜になって胸揉みながら目を覚ますアレです

FateはPC版(18禁版)とレアルタヌア版(12歳以上推奨)があるわけですが、基本的に正史はレアルタヌアになりメディアミックスはみんなレアルタヌア版でやってるわけですけれど、この淫夢のシーンはレアルタヌア版だと美綴と凛の百合シーンなんですよね

凛だけが出てきて迫る・・・というのはPC版の展開です

勿論PC版だとそのままエロシーン突入するので映画ではカットしましたけど、ここで美綴出さずに凛だけにしたのには意図を感じます

ようするに、Fate[HF]はPC版をなぞるのではないかということです

桜ルートは他のルートに比べ露骨にエロが多いルートですがレアルタヌア版は性行為→吸血に置き換えたんですね。いや吸血もエロかったんですけど!!!

まぁ直球でのエロシーンは無理だと思いますけど、巧にカットすることで既成事実だけはヤった感じで展開するんじゃないかという話です・・・朝チュンとか

というのも本当に桜を愛する監督なら桜がずっと性的虐待されてきた過去を含めて愛してると思うんですよ

多分PC版プレイした人なら桜のセリフで一番インパクトがあるであろう言葉は「先輩。私、処女じゃないんですよ」(反転衝動)だと思われるのです。その過去も含めて桜を愛し、抱いて、全てを受け止める士郎が尊いんじゃないですか

薄暗いじっとりとしたエロスに溺れながらぶっ壊れていくのがHFじゃないですか・・・

間桐桜というキャラクターの軸になるポイントだけにどっちで行くのかが本当に気になるのです

コミカライズのタスクオーナ版もPCルート入ったみたいですしね!あっちはがっつりヤっとるでぇ・・・

私の要望としては朝チュンでもいい、士郎は桜を抱いてくれ。現場からは以上です。

 

まとめ

そんなわけでかなり今更なFate[HF]第一章感想でした!

なんか映画見てから妙にまたFateへの熱が高まって困りますな・・・w

FGOはやる気ないですがこれからもちょこちょこFate愛もブログで語っていこうかと思います~

 

※第二章感想はこちらからどうぞ!※

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この記事を書いた人

青森県弘前市在住の兼業主婦で地元サッカーチーム・ブランデュー弘前サポーター。
青森県や弘前市の地方情報やブランデュー弘前情報の発信、PRしています。
最近は『はじめの一歩』毎週感想かいてます。その他漫画レビューもアリ

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