地域CLの組み合わせが決定!ブランデュー弘前は函館会場になったので地域CLを解説する

刻一刻と近づいてくる地域CLですが、全社も終わり遂に組み合わせが決まりました!

というわけでブランデュー弘前地域CL一次ラウンド日程は

会場 函館千代台陸上競技場

11/9 13:30   VS 高知ユナイテッド

11/10 10:45 VS FC刈谷

11/11 13:30 VS 十勝スカイアース

という組み合わせになりました!

何はともあれ一番近場で観に行ける可能性のある函館を引いてくれた黒部理事長に大感謝です!

そんなわけで今年の地域CLのレギュレーションや対戦相手の情報などをまとめてみました

 

目次

地域チャンピオンズリーグってどんな大会?

まずは地域CLがどういう大会かをざっくりと説明いたします

北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の9地域の1部リーグのチャンピオンと全国社会人選手権3位までの12チームが日本アマチュアサッカーピラミッドの頂点であるJFLへの昇格枠2を争う戦い地域チャンピオンズリーグ(地域CL)です

かつては地域決勝(地決)と呼ばれていた大会で、世界で最も過酷とも言われる昇格プレーオフです

何故ならばJリーグだとJ2→J1の昇格枠が22チーム中3枠、J3→J2の昇格枠が17チーム中2枠と考えると地域リーグ→JFLはなんと約90チーム中2枠だということです。恐ろしすぎるだろ常識的に考えて・・・

かつて昇格の為この試合を死に物狂いで戦ったJリーグクラブの関係者も地域決勝が一番キツかった、もう二度とやりたくないというレベルの大会です

それでは具体的にどんな大会なのかを解説いたします

1次ラウンド

まず12チームが4チームずつの3リーグに分かれ、総当たり3日連続3連戦を行います。もうこの時点でキツいですね

今年の地域CL会場は北海道(函館)・岐阜・島根で1次ラウンド、千葉市原で決勝ラウンドが開催されます

この1次リーグ戦の1位になったチームと、2位の中で最も成績のよかった1チームの4チームが決勝リーグ進出いたします

先日組み合わせ抽選会も行われ、2018年の1次リーグの組み合わせ&日程はこのように決まりました

ブランデュー弘前サポーターとしてはまず一番近場の函館会場を引けただけで大満足ですね!

対戦相手の組み合わせに関してはそもそもどこもリーグ優勝か2位かなんでどこも強いに決まってますしね~

というわけでここでブランデュー弘前の対戦チームを見てみましょう

 

高知ユナイテッドSC

高知ユナイテッドSC公式サイトより引用

高知県高知市中心に2016年にアイゴッソ高知と高知Uトラスターが合併して誕生したチーム、四国王者

四国唯一のJ空白地帯である高知県にJリーグを!というモチベーションは強いと思うので侮れない

2018年の成績

四国リーグ 14戦12勝1分1敗

全社    1回戦敗退(VS鈴鹿アンリミテッド)

天皇杯   高知県代表 2回戦敗退(VSアルビレックス新潟)

 

FC刈谷

刈谷FC公式サイトより引用

愛知県刈谷市からJリーグを目指すクラブ、東海2位、全社準優勝で全社枠での出場

地域CL出場は4年連続8回目、優勝2回、JFLにも長年所属していた強豪なので侮れない

姜さんの古巣でもある

2018年の成績

東海1部リーグ 14戦12勝1分1敗

全社      準優勝

天皇杯     予選敗退

北海道十勝スカイアース

十勝スカイアース公式サイトより引用

北海道帯広市を中心に北海道東部の十勝地方からJリーグを目指すチーム、北海道王者

元々十勝フェアスカイというチームだったが2017年よりスポーツスクール大手のリーフラスと運営契約締結し、社長は元Jリーガーの藤川孝幸、スーパーバイザーに城彰二が関わり生まれ変わった

地元北海道(遠いが)、藤川社長の末期がん闘病への激励もありモチベーションは高いと思われ侮れない

2018年の成績

北海道1部リーグ 14戦13勝1敗

全社       出場無し

天皇杯      予選敗退

 

決勝ラウンド

各一次リーグを1位通過した3チームと、最も良い成績を収めた2位のチームがワイルドカードとして決勝ラウンドに進出です

これも4チームが総当たりのリーグ戦を行い、上位2チームがJFL昇格権を獲得

今年は中一日をはさむので例年よりは幾分か選手への負担は少ないかと思われます(ただし応援するサポへの負担は高い

試合はすべて千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで行われます

まだどのチームが決勝に行くかはわかりませんが他リーグの注目チームも調べてみたので3組ほどご紹介いたします

 

栃木ウーヴァ(C組)

栃木ウーヴァ公式サイトより引用

地獄の関東1部とも言われた関東1部リーグをダントツの無敗で駆け上がった栃木県栃木市のクラブ、関東王者

去年までJFLだったが降格、しかし経営陣が変わり全選手とプロ契約、元Jリーガーだらけの個の戦力なら確実にトップクラスでヤバイので侮れない

中山さんの古巣でもある

ちなみにブランデューもシーズン前に栃木ウーヴァとTMをやったがボコボコにされた

2018年の成績

関東リーグ 18戦17勝1分

全社    ベスト8

天皇杯   予選敗退

 

鈴鹿アンリミテッド(B組)

鈴鹿アンリミテッド公式サイトより引用

三重県鈴鹿市からJリーグを目指すチーム、東海王者

ユニフォームにお嬢様聖水とかやたらと色んなイベントを仕掛けることで有名

2016年地域CLではあと一歩までいったり同県のヴィアティン三重に負けられないモチベーションもあるので侮れない

2018年の成績

東海リーグ 14戦12勝1分1敗

全社    2回戦敗退

天皇杯   三重県代表 1回戦敗退

 

サウルコス福井(C組)

サウルコス福井公式サイトより引用

北信越のJ空白地帯である福井県からJリーグを目指すチーム、北信越王者

地域CL出場6回目、国体優勝と強豪チームだが経営危機で背水の陣で挑む故モチベーションは高いと思われるので侮れない

2018年の成績

北信越リーグ 14戦12勝2分

全社    ベスト8

天皇杯   福井県代表 1回戦敗退

 

ブランデュー弘前は勝ち抜けるのか!?地域CLをシミュレートしてみる

ここまでは前情報をまとめてみたわけですが、ここからはブランデュー弘前はどう地域CLを戦い抜くのかを考えてみます

1次リーグを考える

まず1次リーグですね、レギュレーションはワールドカップのグループリーグだと思えばいいです(ただし勝ち抜け確定は1位のみ

去年までは引き分けだと延長なしでPK戦でPK勝利2点PK敗北1点というレギュレーションがありましたが今年からは廃止、引き分けで双方勝ち点1になりました

正直言うとこんな短期決戦のリーグ戦でPK戦なんやっても無駄に神経すり減らすだけで意味ないと思っていたのでいいことだと思う・・・

去年の地域CLの結果をそのまま今年のレギュレーションにしても順位変動全くなかったしね

というわけでどういうパターンで勝ち抜けることが出来るのかシミュレートしてみました

 

①全勝、勝ち点9

文句なしで1位通過で勝ち上がり!これを目指そう!!!

 

②2勝1分、勝ち点7

1位通過狙えるけど同点で並ぶと得失点差での勝負になるので出来るだけ得点したい

2位になってしまうと各会場の2位との得点勝負になるが勝ち点7だとワイルドカード獲得の可能性はかなり高い

しかし保険として出来るだけ得失点差が欲しいのも確か

 

③2勝1敗、勝ち点6

3チームが2勝1敗で並んだ時に得失点差で1位通過の可能性がある

2位でワイルドカード勝負の可能性あるのもこのライン、とにかく得失点差勝負になるので得点大事!!!

※ちなみに去年の女川は勝ち点6得失点差+8でのワイルドカード獲得だった

 

④1勝2分け、1勝1分1敗、3分、1勝2敗、1分2敗、3敗・・・勝ち点5以下

2位すら厳しく、ワイルドカード獲得は不可能だと思われる

 

というわけで1次リーグ突破はかなり厳しい戦いだ

上記のシミュレーション結果を見ていただけるとわかる通り、2勝がどうしても必要になります

そして使い古されたフレーズですが、絶対に負けられない戦いになるのもお分かりいただけると思います

1次リーグ突破のためにはとにかく初戦である高知ユナイテッド戦での勝利は必須となるでしょう

問題は2日目、FC刈谷戦です。短期決戦の舞台になれてる強豪チームなのもそうですが、1日目午後試合→2日目午前試合という休む暇もないハードすぎるスケジュールが大問題です

会場が函館ということもありかなりの極寒が予想され、選手の体調面も心配・・・コンディショニングが勝負の鍵になるでしょう

そういう意味では函館と気候的には割と近い弘前で練習しているブランデューも地の利があるとも言えるかと

そして最終戦の十勝スカイアース戦は2日目の逆でブランデューが2日目午前試合→3日目午後試合ということで比較的休めるスケジュール、3連戦3日目はもう死力を振り絞った総力戦となるはずです。けっぱれ!!!

なのでどの試合も気を抜けない恐ろしい大会というのがわかっていただけたかと思います・・・(震え声

 

決勝リーグでの戦いとは

決勝リーグは中1日とはいえ休養日があるのが最大の違いでしょう、そして2位で昇格が決まるので1次リーグより条件自体はゆるいです(※ただし相手は皆1次リーグを勝ち抜いた強いチームばかりです

中0日よりは選手の負担は少ないはずでスケジュール分配での有利不利も緩和され、選手達も実力を出しやすいのではないか?

そういう意味では『波乱の起きる可能性』は少し減る、とも言えます

しかしここまで来たらもう底力と勢いと運が大事ではないかと思うのです

正直な話ブランデュー弘前は唯一の地域CL初出場で全社の経験も無く、下馬評としては下の方にいます

だからこそ波乱を起こす可能性もあります

最近の傾向としては地域CL出場回数1度や2度の新興チームが突破することが多く、勢いの重要さがよくわかります

そしてここ6年で決勝まで勝ち抜いた東北のチームは4チーム。その4チーム全てが2位以内、JFL昇格を決めているのです!(注:盛岡は特例でJ3に昇格

だから死ぬ気で1次リーグ突破だ!見せろ東北魂!!!

 

だはんでみんなで函館に応援行ぐべ!

というわけで2018年地域CLの解説でした!

本当に厳しい闘いですが今年のブランデューの勢いそのままに地域CLを戦って欲しいです

ここ1番で函館を引く運もなんか味方してる気もしますし、精一杯戦って欲しい!

我々サポーターもみんな函館に応援に行きましょう!

ついでに観光とかもしちゃったりしてはじめての地域CLを楽しもうじゃないですか!

※なお私は日曜日のみになりそうなのでマジで1~2日目は勝って欲しい

 

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この記事を書いた人

青森県弘前市在住の兼業主婦で地元サッカーチーム・ブランデュー弘前サポーター。
青森県や弘前市の地方情報やブランデュー弘前情報の発信、PRしています。
最近は『はじめの一歩』毎週感想かいてます。その他漫画レビューもアリ

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