ブランデュー弘前のリーグ戦は10月6日のコバルトーレ女川とのアウェイ戦で終了し、一段落はついたわけです
ブランデュ弘前の今期の成績は13勝4分1敗、2位となりました
こちらの記事でも書いた通り、ブランデューは2位でシーズンを終えたため、まだ地域CLの可能性は残っていたわけですね
先日の全国社会人サッカー選手権(以下、全社)の結果、ブランデュー弘前の輪番枠での地域CL出場が決まりました!!!
というわけでこの記事では全社の結果、地域CL抽選会の結果と対戦相手の紹介、そして抽選会のレポなどをお送りいたします
全国社会人サッカー選手権の結果、輪番枠
前出した記事でも書いた通り、全社の結果次第でブランデュー弘前の地域CL行きが決まるという状況でしたが、10/11~10/16に全社の結果が出ました
それがこちらのトーナメント表となります
2019年全社の結果は
優勝 ティアモ枚方(関西2位 地域CL出場権獲得)
2位 おこしやす京都(関西優勝 権利持ち)
3位 いわきFC(東北優勝 権利持ち)
4位 横浜猛蹴(関東10位 権利無し)
・・・というわけでベスト4に地域CL出場権を獲得できるチームが1チームのみのため2枠の補充枠が発生しました
その為輪番枠の東北2位ブランデュー弘前と四国2位FC徳島に地域CL出場権が渡りました
ブランデュー弘前は1回戦のアルテリーヴォ和歌山の敗退と2回戦アルティスタ浅間の敗退で輪番での出場が決定した形になったわけですが、基本的に自分たちのチームが全く関係ないところで決まるのが本当に複雑でした・・・
特に和歌山は去年ブランデューにいた山本廉選手のレンタル先のチームだったので和歌山の敗退=廉のシーズン終了なので・・・(´・ω・`)
なんとも歯がゆい全社でしたが決まったものは決まった!巡ってきたチャンスは得た!というわけで地域CLに全力です!
ちなみに輪番枠での地域CL(昔は地域決勝ですが)勝ち抜いてのJFL昇格はFC KAGOSHIMA(現鹿児島ユナイテッド)の例がありますので昇格の望みはありますよ!
地域CL出場チームと抽選会による組み合わせ・会場の結果
この結果、地域CL出場12チームはこのようになりました
北海道 十勝スカイアース(3年連続4回目)
東北 いわきFC(初出場)
関東 VONDS市原(2年ぶり8回目)
北信越 福井ユナイテッド(3年連続7回目)※元サウルコス福井
東海 FC刈谷(5年連続9回目)
関西 おこしやす京都(3年ぶり6回目)
中国 SRC広島(3年ぶり4回目)
四国 高知ユナイテッド(3年連続9回目)
九州 沖縄SV(初出場)
全社枠 ティアモ枚方(2年ぶり2回目)
輪番枠 ブランデュー弘前(2年連続2回目)
輪番枠 FC徳島(初出場)
今年の会場は秋田(東北)、石川(北信越)、高知(四国)でそれぞれ地域王者がそこの会場になることが決まっております
大会の詳しい形式などは去年のブログで解説してるのでよくわからない方はこちらをどうぞ↓
そして抽選の結果、このような会場・組み合わせとなりました
ブランデュー弘前の地域CL一次ラウンド日程は高知県春野球技場にて
- 11月9日(土) VS 高知ユナイテッドSC 13:30~
- 11月10日(日) VS おこしやす京都AC 13:30~
- 11月11日(月) VS SRC広島 10:30~
・・・と決定いたしました!
この1次リーグの1位、そして最高成績の2位のチームがワイルドカードとなり、4チームでJヴィレッジにて決勝ラウンドを行うことになります
ブランデュー弘前の対戦相手はどんなチームか?
さて、まずは1次ラウンドを勝ち抜かねばならぬわけですが、やはり気になるのは対戦相手ですね!
というわけでざっくりと調べてみました!
高知ユナイテッドSC
高知県高知市中心に2016年にアイゴッソ高知と高知Uトラスターが合併して誕生したチーム、四国王者
四国唯一のJ空白地帯である高知県にJリーグを!というモチベーションは強いと思うので侮れない
去年も初戦の相手だったが今年は地の利があちらにあり、そして去年ブランデューに在籍していた中山和弥選手もいるので本当に初戦大事!
おこしやす京都AC
すごいチーム名だけど、元アミティエ京都SCという強豪クラブ
激戦だった関西リーグを逆転で優勝&全社準優勝、元Jリーガーも多いので侮れない
SRC広島
広島教員サッカークラブを前身とし、総合スポーツクラブを目指しているチームがSRC広島
10/20日の結果をもって得失点差1での大逆転で中国王者となったので侮れない
ブランデュー弘前は勝ち抜けるのか!?地域CLをシミュレートしてみる
ここまでは前情報をまとめてみたわけですが、ここからはブランデュー弘前はどう地域CLを戦い抜くのかを考えてみます
1次リーグを考える
まず1次リーグですね、レギュレーションはワールドカップのグループリーグだと思えばいいです(ただし勝ち抜け確定は1位のみ
リーグ戦3試合での勝利→勝ち点3、引き分け→勝ち点1、負け→0、同点の場合は得失点差になります
というわけでどういうパターンで勝ち抜けることが出来るのかシミュレートしてみました
①全勝、勝ち点9
文句なしで1位通過で勝ち上がり!これを目指そう!!!
②2勝1分、勝ち点7
1位通過狙えるけど同点で並ぶと得失点差での勝負になるので出来るだけ得点したい
2位になってしまうと各会場の2位との得点勝負になるが勝ち点7だとワイルドカード獲得の可能性はかなり高い
しかし保険として出来るだけ得失点差が欲しいのも確か
③2勝1敗、勝ち点6
3チームが2勝1敗で並んだ時に得失点差で1位通過の可能性がある
2位でワイルドカード勝負の可能性あるのもこのライン、とにかく得失点差勝負になるので得点大事!!!
※ちなみに去年の弘前は2勝1敗だったがWCラインが2勝1分だったため決勝進出ならず
④1勝2分け、1勝1分1敗、3分、1勝2敗、1分2敗、3敗・・・勝ち点5以下
2位すら厳しく、ワイルドカード獲得は不可能だと思われる
というわけで1次リーグ突破はかなり厳しい戦いだ
上記のシミュレーション結果を見ていただけるとわかる通り、2勝がどうしても必要になります
そして使い古されたフレーズですが、絶対に負けられない戦いになるのもお分かりいただけると思います
1次リーグ突破のためにはとにかく初戦である高知ユナイテッド戦での勝利は必須となるでしょう
ただしこちらは大移動、高知はホームと地の利は完全にあちらと去年と正反対の状況となります
高知も去年の雪辱に燃えていることでしょう。激戦必至です
問題は2日目、おこしやす京都戦です。短期決戦の舞台に慣れてる強豪チームなのでこの試合が一番の山場になるのではないかと思われます。
そして最終戦のSRC広島戦はブランデューが2日目午後試合→3日目午前試合ということで休養期間が少なくスケジュール的に厳しく、3連戦3日目はもう死力を振り絞った総力戦となるはずです。けっぱれ!!!
なのでどの試合も気を抜けない恐ろしい大会というのがわかっていただけたかと思います・・・(震え声
決勝リーグでの戦いとは
決勝リーグは中1日とはいえ休養日があるのが最大の違いでしょう、そして2位で昇格が決まるので1次リーグより条件自体はゆるいです(※ただし相手は皆1次リーグを勝ち抜いた強いチームばかりです
中0日よりは選手の負担は少ないはずでスケジュール分配での有利不利も緩和され、選手達も実力を出しやすいのではないか?
そういう意味では『波乱の起きる可能性』は少し減る、とも言えます
しかしここまで来たらもう底力と勢いと運が大事ではないかと思うのです
最近の傾向としては地域CL出場回数1度や2度の新興チームが突破することが多く、勢いの重要さがよくわかります
そしてここ6年で決勝まで勝ち抜いた東北のチームは4チーム。その4チーム全てが2位以内、JFL昇格を決めているのです!(注:盛岡は特例でJ3に昇格
そして東北勢は近年1年おきに昇格を決めています・・・我らもこのジンクスにあやかりたい!(東北のクラブはもう1チーム地域CLに出場していることからは目をそらしつつ
だから死ぬ気で1次リーグ突破だ!見せろ東北魂!!!
ブランデュー弘前非公式地域CL抽選会PVレポ
ここからは地域CL抽選会パブリックビューイングのレポとなります!
パブリックビューイング開催の流れ
そもそも何故サポが開催することになったかといいますと、全社の結果が出ないうちは公式が動けないというのがあったのかどうかはわかりませんが公式が開催しないことになりまして・・・
個人的な事情ですが去年の抽選会は仕事で行けなかったんですが今年は休みなので行けるー!やったー!って思いこんでたんですよ・・・
それが一向に開催のアナウンス無いので公式でやらないならせめてサポでどこかにあつまってあーだこーだ言いながら抽選会見守りたいよねぇとサポ仲間のさんでーさん(@sunday5440)とふんわり思ってたわけです
開催しないというのがわかったのが抽選会の前日だということもありまして、私とさんでーさんの二人で会場探ししてたんですがまちなか情報センターとか市民会館とかヒロロとかフリーWifiとモニターやプロジェクターある会議室はもうとっくに埋まってるか受付終了しておりました・・・
もうサポ交流会も兼ねてもうカラオケボックスでいいんじゃないかなと思っていたところ・・・
というわけで結構広いスペースが取れたのでサポだけじゃなく選手やスタッフさんも来てね!とタグ付けてツイッターで呼びかけてみました
この時点でどのくらい人が来るかまったく不透明でした・・・!(最悪2人で見守ることも覚悟してた
パブリックビューイング当日
さて、次の日にはもうパブリックビューイング当日となりまして、お休みだった私は早めにHLSさんにお邪魔して作業してました
そして2時、さんでーさんと合流し、PVの設営!
私のPCに線繋ぐ!以上!
これだけで白いホワイトボードっぽい壁にPCの画面が映し出されました。コワーキングスペースすげぇ!
会場には陸奥新報の記者さんも登場
サポ主催の会合にも取材に来ていただけるとは・・・この時はまだ人来てなかったので誰も来なかったら絵面寂しすぎてどうしようかと割と気が気でなかったですw
しかしこの後は続々とサポや選手達も集まってくれて15人くらいにはなったと思います
というわけで2時30分よりパブリックビューイングがはじまりました!
最初は要綱説明でJFAのお偉いさんっぽい方の話が続きます・・・
みんな暇そうにスマホ見てました・・・w
そしてクジを引く方々の自己紹介がはじまります
やっぱ沖縄SVCEOの元日本代表である高原直泰にはうわー本当に高原だ~的な声が出ましたねw
そして我らが理事長・黒部さんの自己紹介!
流石理事長、割と盛り上がりました!
というわけでくじ引き開始です
まずは会場決まってるポッド1のチームの抽選です、結果・・・
Aが金沢、福井ユナイテッド
Bが秋田、いわきFC
Cが高知、高知ユナイテッド
となります。
そして第2ポッドが各地域王者6チームの抽選になります
刈谷FC、A1
会場ざわざわ、これ早くもAに死臭がただよってきてね?的な・・・
おこしやす京都、C2
沖縄SV、A4
うわー高原がクジ引いてる・・・とやっぱり高原は知名度が違いますねw
中国代表、C1
VONDS市原、B1
うわー近いところにいわきと市原揃っちゃったか!と嘆きの声も・・・
十勝、B4
ここで状況としてはこんな感じに
A 金沢会場 刈谷、福井、沖縄
B 秋田会場 市原、いわき、十勝
C 高知会場 中国代表、京都、高知
残りをポッド3の全社・輪番枠の3チームが引きます
弘前の抽選順は2番手です
ここらへんで会場内はどこがいいかで
枚方は・・・B!近場の秋田会場を取られました!
そして残りはAとC・・・ボルテージの上がる会場・・・
そして運命の二択!
うおおおおおおおおおおお!!!!!
黒部!!!黒部!!!黒部!!!
どちゃくそ盛り上がりました!
というわけでその後は差し入れのシュークリームやら団子やら食べまして解散、となりました
キャプテンからメッセージいただいたり、選手達にエール送りつつ抽選会PVは終了いたしました・・・皆様、ありがとうございました!
地域CL組み合わせ抽選会に来ていただいたわんどの濱中大キャプテンにコメントをいただきました。#ブランデュー pic.twitter.com/J3SUKCVj5h
— Ultras Hirosaki ウルトラスヒロサキ (@UltrasHirosaki) October 19, 2019
後日陸奥新報さんにも記事にしていただけました!ありがとうございます!
というわけで地域CL、けっぱれわんどのブランデュー!!!
たまたまめぐってきたチャンスではあるのですが、可能性が転がり込んできたならものにすべし!ということで全力で頑張ってほしい!
高知会場と言うこともありまして遠征費は相当かかるようで、ブランデュー弘前公式HPで寄付も募集しております
高知行けない方もなんとか支援していただけるとありがたいです!
私も行けませんが課金と気持ちは高知に送ります
けっぱれわんどのブランデュー!!!
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