はじめの一歩 考察

はじめの一歩の幕之内一歩と宮田一郎を最新の展開を踏まえガチで考察してみた【マガジンネタバレ】

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お久しぶりの一歩記事です

突然週マガ感想やめちゃって匙を下げたかと勘違いされそうですが相変わらずこじらせてるので安心してください

これからは定期的に感想書くのがちょっと大変なので不定期にがっつりめの感想・考察を書いてくスタイルになるかと思われます

というわけで久々に感想や考察を書きたいのですが、最近のマガジンの展開が宮田関係を色々とぶっこんできてるので、ここはがっつりと一歩と宮田に関して語りたいなと思います

というわけで最新のマガジンのネタバレを含むので単行本派でネタバレが嫌な方は読まないことをおすすめいたします

 

ざっくりとわかる最近の宮田一郎

単行本化された部分は知ってる前提での記事になりますが、マガジン部分わからない人もいるかもしれないのでそこからの123巻収録予定部分の宮田関係の話のざっくりとしたあらすじです

 

122巻最後で遂に登場した宮田一郎、彼の戦いの舞台はーーー東洋太平洋フェザー級タイトルマッチでした

1Rで2ダウン取るほど圧倒的・・・かに思われましたが一歩は宮田にキレがないことに気づいていた

気が付けば8R、宮田は苦戦を強いられていた

困惑しながらも試合を観ていた一歩の元に今井が訪れる

宮田をプロ失格だと言い放ち、その理由は一歩がもうリングにいないからだと言う

そして精彩を欠く宮田は、相手の拳を食らい崩れ落ちそうになりながらあの日の土下座を思い出す

父の無念を晴らすため一歩との対戦を避けたが、リングで戦い続けていればいつかは戦うことが出来るかもしれない

しかし一歩は引退した。道が交わることはもうない

ここで宮田は千堂の言葉を思い出す

「先に行く」「一歩を追うのはもうやめろ」

黙れ千堂、その怒りが倒れかけていた宮田を奮い立たす

千堂、間柴、ヴォルグ、沢村・・・皆、一歩を戦えたから前に進める

俺だけがプロボクサー幕之内一歩を知らない!

その思いの丈を独白しながら、歯を食いしばり耐える宮田

しかしその宮田の腹に無情にもボディブローが突き刺さる

相手にしがみつきながらも「お前、ちゃんとしろよ・・・」とダウンを拒否する宮田

一歩のボディブローを想定し鍛えた腹は、この程度の相手では宮田を倒すには至らない

条件反射のようにカウンターを叩き込むも、宮田のダメージも大きく倒すには至らず

「この先、どこへ行くのか? いつまで彷徨う!?」

そしてそのまま時は流れ、判定で宮田の勝利に終わった

宮田を応援する一歩の姿に苛立つ今井は「引退したその責任を一歩がもっと感じるべきだ」といい、去って行った

呑気なように見えた一歩だが、もう道は交わることはないのだと宮田への複雑な思いを心の内に秘めていた

 

一方ボロボロにされた宮田は試合の帰り道にネコを拾う

自分の務めるコンビニでネコの飼い主を探すビラを貼っていた

そんな宮田の務めるコンビニに、たまたま青木とトミ子が通りかかる

「ライバルの不在で心に穴が空いたのか」

「お前の目標はもうリングにいないんだ」

「次のステージに行け」

そう言い残して青木はコンビニを去った

そしてしばらくすると木村がやってきた。青木からの連絡網らしい

「こんなコンビニでバイトなんかしないで、さっさと世界を獲れ」

「ドーンと稼いでいい生活して、車乗って、いい女連れてみんなの憧れになる世界王者になれ」

「才能を無駄遣いするな、期待している人間を失望させるな」

そう言って宮田を説得したが宮田は軽く流してあしらい木村は去って行ったが、宮田は嫌な予感がしていた

そしてついに鷹村もコンビニを訪れる

張り紙の猫はオレ様の猫だという鷹村に嘘つくなと宮田が断言する

「あちこちに糞するだろ」という鷹村に「サラテはそんなことしない」と言った宮田に鷹村が反応する

拾った猫に情が移って名前付けて可愛がって、それが甘い、腑抜けとののしる鷹村

「情けなど断ち切れ、迷いなど捨てろ」

「いつまでも同じ場所にいるんじゃねぇ!」

流石に動揺する宮田だったが鷹村の髪をバーコードでスキャンし鷹村を怒らせメチャクチャになったところで防犯ボールを投げつけ通報をし、追い出すことに成功した

コンビニから帰った宮田は猫に餌を与え、青木・木村・鷹村の言葉を反芻する

眠れそうにない、そう言って夜は更けていったーーー

 

一歩引退後の宮田一郎を考える

はい、というわけで考察です

やっと一歩引退後の宮田一郎が何をやっているのかが明らかになりました

予想通り階級上げてません!!!

※ちゃんとこの記事で予想してました!

この予想にも書いてましたが宮田がフェザー級のままであろうと思っていたのには理由が2つあります

一つはこれまでの展開や一歩敗戦の時の宮田の様子的に諦めきれない様子がひしひしと伝わってきたこと

もう一つはメタ的な話ですが、一歩がこれから復帰するとしても一気に世界へ出るには世界ランク上げをする必要があります

つまりリカルドに到達するためにはまた何戦も描く必要があるわけです

これが宮田と戦って勝てば一気に世界ランクを乗っ取れるという展開になるわけで大変手っ取り早い!

勿論今井と戦う展開も考えられますがね、ここら辺は板垣も絡むからどうなるか・・・

というわけで想定内だった宮田フェザー級続行ですが、今回の試合で遂に本音を駄々洩らしました

ポロボクサー幕之内一歩と戦いたいという強い思い、そしてもう一歩と戦ったライバル達への嫉妬

そうだろうとは思っていましたけど実際に漫画として見ると非常に衝撃的でした・・・お前本当に・・・

そしてネコを飼うベタな展開ですけど、問題はネコの名前です

サラテ、というのは恐らくメキシコのボクサー、カルロス=サラテのことです

私もよく知らないんですけどWikiを見てみますと・・・

  • KOの山を築き上げたハードパンチャー
  • 無敗で世界王者となって連続防衛を重ねるが負けて現役引退
  • 7年の時を経て現役復帰
  • ノンタイトル戦12戦12KOして世界挑戦
  • 世界王者に挑むも2度失敗し引退

・・・どんな気持ちでこんなボクサーの名前を情が移った猫につけてんでしょうねぇ???(すっとぼけ

 

一歩と宮田の関係がこじれた根本的な理由

前々から思っていましたが一歩の宮田に対する憧れと宮田の一歩へ対する執着心はイメージ以上に宮田の方が重い

そして今回の宮田の防衛戦だけ見てると一歩が薄情にも思えてしまうわけですが、そもそも一歩としては土下座という本当の理由も本人の口からは聞けなかった手段で約束を反故にされて、本当の理由を知った際に父親のボクシングを証明するからだというのに納得した・・・というか納得せざるを得なかったわけです

なので一歩からすると宮田のボクシングをやる理由とは父が成し遂げられなかった『父親のスタイルでチャンピオンになる』ことこそが究極の目標で、一歩の思う『宮田から見た幕之内一歩』という存在はプロデビュー前にうっかり負けただけの存在としか思ってないと認識してるんでしょう

一歩としても運よく勝てただけで実力は宮田の方が圧倒的上!やっぱり宮田くんはすごい!という姿勢をまったく崩しません

対する宮田からみた幕之内一歩という存在は『どんなにテクニックを持ってても一撃ですべてをひっくり返す破壊力を持つ理不尽なボクサー』なわけです。まさに連載当初の親父さんの宿敵そのものである

あの2度目のスパーはまさにそれを体現してしまったスパーで、宮田一郎は父のスタイルで幕之内一歩をプロのリングで倒さなければ父親のボクシングを証明するということにならないと思い込み、一歩と戦うために鴨川ジムを出た

つまり『幕之内一歩』というボクサーは『宮田一郎』が父のスタイルで倒さなければならない生涯の宿敵そのものな訳です

ところがそれがおかしなことになったのは元々宮田一郎が序盤で退場するはずのキャラのはずが人気出て物語通してのライバルキャラになってしまい、その後の後付け設定により設定がおかしくなったのも一因です

宮田父の負けた原因も

 

ラッキーパンチ当たって負けた

ジョルトカウンター狙って失敗した

相手が両利きでカウンターを狙ってスイッチし潰した

 

・・・とコロコロ変わってしまい、宮田のボクサーとしての原点であり目標である軸がブレてしまった

しかし一歩は宮田の原点(※ブレブレ)がそれなら仕方ない、と身を引いたわけです

一歩が宮田の原点が父親でランディと戦うために自分との戦いを捨てることに納得したのには理由があります

一歩もまたボクサーとしてのプライドのために宮田の約束より先に、沢村との戦いで後先を考えずに宮田と戦えなくなっても勝つということを選択したからです

譲れないものがあるなら仕方がないと諦めた一歩と、父の敵討ちした後も一歩と戦うことを諦めきれなかった宮田

それがこじれにこじれた結果、一歩が引退しても宮田が執着を消せないという事態になってしまったわけです

 

一歩の宮田への憧れ描写は森川ジョージ的には普通である

では一歩の宮田への憧れ描写はなんなのか、という話です

作中でもホモホモからかわれたり、読者からもおかしいと言われがちです

というか妙に乙女チックなファンっぷりなんですね、少女マンガみたいなノリです

序盤の展開で同年代のボクサーだったから仲良くしたかったから、自分とは対極のテクニシャンボクサーだったから、身の上話を聞いたから、イケメンだったから・・・

色々理由はありますがメタ的話だとデビュー前に勝った相手をライバルにするならどうにか一歩からの憧れなり執着なりが必要になるわけです

その際、一歩に宮田への『憧れの感情』を与える場合、キャラクターの産みの親である森川ジョージ先生は誰を参考にするのかというと身近な例として『森川先生自身の憧れの感情』がモデルになるのではないでしょうか

そこで一番わかりやすいのが『ちばてつや先生への憧れの感情』です

こちらは森川先生のツイッターアカウントでのちばてつや先生への憧れを語ったツイートです

これだけじゃなく様々なインタビュー見てるとほとばしる熱いちばてつや愛に眩暈がしてくるレベルです・・・

しかも妙に乙女チックで森川先生はちば先生と誕生日が近いとウキウキで自慢したりとかヤバいレベルです

なんというか、はじめの一歩における『憧れ』描写の基準は森川ジョージ先生自身であると考えると一歩や沖田あたりのガチホモなのかと勘違いされるほどの好き好きぶりにも割と納得がいくのです

森川ジョージ基準だとあれは普通なのです

 

宮田一郎を一歩のライバルにするため、宮田一郎は『あしたのジョー』になった

ここで宮田一郎が色々な後付け設定で盛られていくキャラだというのを思い出していただきたい

最初はアウトボクシングが得意なテクニシャンなボクサーでカウンターの名手という設定だった宮田一郎

アジア遠征から減量に苦しむという設定が追加されました

そしてOPBF挑戦の際に得意技はライトクロスとわざわざクロスカウンターを強調してきました

ここまで来るとわかるように、意図的に宮田一郎を矢吹丈に寄せていってる感があるのです

ところがランディ戦で最後の最後に見せたのはジョルトカウンターにひねりが加わった光速拳です

このひねりは要するにコークスクリューでしょう、つまりホセ・メンドーザです

これを持って宮田一郎は『あしたのジョーの化身』となったのではないかと思うのです

一歩にとっての超えるべき壁として宮田一郎を『あしたのジョー』としたのは幕之内一歩=森川ジョージであり宮田一郎=ちばてつやというメタ的な構図を持ち込み、一歩が宮田を倒す=森川ジョージがちばてつやを超えるという意味を持たせたのではないか説を唱えたい

だからこそ、一歩と宮田の試合は流れたのだ

 

森川ジョージ先生がちば先生大好き過ぎる問題

単行本にして67巻、アニメ一期も終わりはじめの一歩が一つのピークを越えたタイミングで一歩は宮田への挑戦を口にしました

きっとこのタイミングなら『憧れを超える』という人生を開けた勝負を描けると思ったのではないでしょうか

ところがこの勝負は流れてしまいました。宮田の父の敵が唐突に表れるという展開によって・・・

なんというか、やろうと思えば出来たはずなんですよ・・・でもやらなかったのは、きっと森川ジョージ先生がちばてつや先生大好き過ぎたからなんだと思います

満足のいく、自分が納得できる『ちばてつや越え』ができないと判断してしまったから流れたのではないか

そして機を逃がし続け、今に至る・・・

ココがポイント

幕之内一歩と宮田一郎が戦えないのは森川ジョージのちばてつや愛が重すぎるから

 

これからの幕之内一歩と宮田一郎はどうなるのか

というわけで色々と語ってみた一歩と宮田論ですがこれから先の二人はどうなるのか、という話です

展開的に言うと一歩はどうにかして復帰という展開になるのだと思います

しかし一歩の引退の意思はかなり固いです。どう復帰への意思を持って行くのか・・・となると鍵になるのは宮田一郎の重すぎる一歩への執着がやはり鍵になるかと思っています

しかし描写を見る限りだとある程度分かってるけどわからないふりしてる感があります・・・答えられない思いに気づいてはいけないのだと言い聞かせてるのかもしれません(少女漫画だ・・・

そしてもう一人重要な鍵が泰平くんという最近登場した一歩の弟子キャラです

河原でのいじめをしていた不良が葉っぱ掴みで一歩の弟子入りと言うのは相当重要なポジションでしょう

彼がボクサーとしてどう成長していくのか、また彼の正体が何をもたらすのかは正直予想がつきません

しかし今週グローブを付け、会長のミットに拳を打ち込む姿はやっぱ胸が熱くなりました・・・

いつかもう一度スポットライトの下でまたボクサーとして戦う幕之内一歩が見たいし、宮田との戦いが出来る日を待ち続けこれからも一歩を読もうと思っております

 

 

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