衝撃の引退宣言から一週間、どうなるのコレとモヤモヤ過ごした一週間となりましたが流石に反響が凄いというか、荒れましたね・・・
いや、わかるけどw
こうなるってわかってたし今週も気を確かにして読まなきゃと思って読んで結局やっぱり泣いてたガチオタです
そんなわけでマガジン感想&考察です
Round1209 flashback あらすじ
1人の男がリングから降りーーー
「行ってしまいましたね」
「実に爽やかに去って行った いい引き際でしたね」
八木は一歩が鴨川に引退勧告を言わせる前に決断をした、優しい彼らしい決断だったと胸をなで下ろす
検査で健康だったとの診断は幸いだった、間違いなく壊れかけていた、パンチドランカーの入り口に立っていたと
これ以上進んでいたら日常生活すら難しいほど壊れていたかもしれない
よくぞ健康体と言い切ってくれた、ドランカーの嫌疑をかけられた一歩にとってその言葉は未練を断ち切れる
この上ないーーードクターストップだ
「おかげで彼も邁進できる、本来の夢である釣り船屋に」
「うむ」
(・・・小僧、ワシが手掛けた最後のボクサー)
(いい夢を見せてもらった)
屋上の青木村と板垣は去った一歩が見えなくなってもまだそこにいた
板垣はまだ動けなかったのだ
いつまで見てても一歩は戻ってこない、今生の別れじゃないしプロじゃなくなるだけでジムにも顔を出すと慰める青木村
いつぞやの野球の時、このメンバーでバカみたいな時間がいつまでも続けばいいと思っていた
木村は最初にいなくなるのは自分だと思っていた、だから悔いを残すんじゃねぇぞと自分に言い聞かせていた
まさか一歩が先に出て行くとは、わからないものだと板垣に言う
先輩は悔いがないのだろうか、と問う板垣に笑って手を振っていたじゃないか、あの姿はうらやましかったと木村は言った
青木はあっけなくいってしまったから送別スパーくらいやりたかった、忘れられない一発を・・・と言うも逆にゲロを吐かされるとツッコまれる
そこに鷹村が現れた
パンドラのポンコツ野郎を殴れるわけねぇだろうと言う鷹村に、板垣は一歩とすれ違った時に何を言っていたのかを問うた
「聞いていたんだよ お宝は見つかったのかってな」
一歩の手から舞う木の葉
宝物ならーーー
木の葉の中に一歩のボクシングとの思い出が浮かび上がる
ーーー宝物なら
抱えきれないくらい
たくさんーーー
KOタイム
4R2分45秒 26戦23勝23KO3敗 幕之内一歩ーーー引退 |
熱い記憶を残してーーーはじまりの木の葉を 風が運んでいく
感想
いい最終回だった
いやまじめに最後に『完』とか『次号へ続く』があるかどうかとか次回予告ページに『はじめの一歩』って書いてあるかどうか確認したからね私!
実際のところこれでかなりはっきりとした区切りがついた感じがしますね・・・
単行本収録がどこら辺までかはわからないですけどここまで次巻の120巻に収録されるならここまでで切りたい人は切ればいいという意思表示にも思える
実際、もう打ち切れよとか言う罵詈雑言はあちこちで見かけるのですが、来週から読まなければあなたの中ではすっきりとした打ち切りになるから読まなきゃいいよって思いますね。電子版でも読んですっこんでろよ(投げやり
会長と八木の一歩の去り際を立派だと褒めたりいい夢を見させてもらった・・・のくだりはやっぱちょっとこみあげてくるものがありますね・・・ドクターストップとしては理想的な形なんだろうなってのはよくわかります
しかしキニスキー博士ってどういう人なんだろうってググったらあしたのジョーのドクターなのかwしかも誤診した医者なのかwww
屋上パート、板垣が目を真っ赤にしてたのにええいああ君からもらい泣きしそうになる
嫌われがちな板垣ですけど、私は結構好きなんですよ・・・好きなキャラベスト5には入ります
一番ちゃんと感情を表に出して惜しんで悲しんでくれるからとても感情移入してしまうんだ・・・というかみんな一歩の引退はしょうがないって納得しすぎなんだよ!もっと惜しんでよ!!!猫田さんはやく来てくれーーー!!!(無茶
野球回での話とかえらく懐かしいのだしてきたなと思ったけどもう12年ほど前になるんですな・・・74~75巻の話です。時の流れ早い・・・
木村「一人欠け二人欠け最初に欠けるのはオレかもしれない」
一歩(―ーー欠ける それは…ボクかもしれない)
その通りになっちまったなぁ(泣
この時はちょうど土下座前で宮田戦後の引退考えてた時期だったんでその話に向けた伏線かなって感じでしたけど、この展開まで考えてたら凄いな・・・まぁラストは昔から決めてたそうだから一歩がこうなることは運命だったんだと思います
宝物、一歩の手から舞う木の葉に、思い出が映るシーンはやっぱとても綺麗でいい演出だなぁとやっぱ泣くわ・・・(泣きすぎ
いいシーンなんですけどね、私としては最後の最後くらい悔しさくらい滲ませてほしかった
一歩にとってボクシングってそんなに割り切れるものだったか・・・?と、どうしても思ってしまう
葉っぱの思い出に、宮田との思い出が靴と土下座しかないのもわざと書かないようにしてるのではないかとも思う
しかし、やっぱ一番納得いかない未練たらたらの男がきっかけになるんじゃないかしらって思うんですけどね・・・
個人的に木の葉の思い出の中にカラオケのライラライラライラライラライ♪が入ってたの嬉しかったですw
最後の一歩の戦績に遂に引退と書かれ、このゲバラ戦一連の話に区切りがつきました
しかし最終ページ、はじまりの樹とともに鷹村の引いた線はきっちりと描かれてる。読者にこの線を忘れるなと言わんばかりに描いておる・・・
もう一回言うけどいい最終回だった。次号に続くけど・・・
来週の予想がつかないねこれ・・・2年くらいキンクリしても驚かないよ
考察
悔いの無い一歩への違和感
今週の内容でどうにも引っかかった『悔い』という言葉。元々きっかけが『強さとは何か』であり、形ある大目標と言うのがない幕之内一歩らしいといえばらしいのですがそこまで一片の悔いなし!ってなるのかお前はと問い詰めたくなるファン心理も私にはある
宮田は!?新型は!?もっとボクシングしたくないのか!!!
試合後に悔しさを見せたのは布団で拳を叩きつけたあの時だけです
そこまで割り切れるものだったのかと思いつつ、割り切れるからこそ負けたとも言える
『彼の本来の夢である釣り船屋』という言葉、これって一歩の優先度として将来的優先度が釣り船>>>ボクシングだから一歩は覚悟の差で負けたのかとも思える
100巻近辺からそうですけど、青木村さんが負けて引退未遂になったあのあたりから一歩は五体満足でリングを降りたいという引き際が頭にチラついていたと私は解釈しています
それ以降、その後の人生の退路すら断ち勝つために身を捨てたヴォルグ・鷹村は勝利し、一歩は2敗した
この結果から察するに、結局のところその後の人生以上に、全てを投げ打ってでもボクシングで勝ちたいと思えるきっかけが無いとこのマンガの世界では一歩は復帰も勝つことも出来ないということになる
次の冒険は生半可な理由では到底納得できないとんでもなく高いハードルを作中で作り上げたわけですが本当にどうするんやろ・・・いやぁもうマジで来週どうはじまるのかが見ものです・・・
来週はどうはじまるのか
次号煽りは特になし、来週の予告にも作品名だけあるという状態・・・
ここから察するに、キンクリはないのかもしれない
というか大幅に時間軸が飛んだりする場合だと次号新展開!とか煽り入るものじゃないのかな?と思うんですよね
ついでに最終回なら最終回で『ラストまであと○回!』って煽りが入るのもマガジンのお約束なので終わることも無いと思う
というわけで木の葉のシーンから帰るあたりでなにかあるのではないかと睨んでます
前回の考察でも書いた通りやっぱ宮田がいきなり現れる説を推したい
ちょうど時期的にも冬だし雪も降ってしまえばいいのではないかw
まとめ
というわけで何度もいいますが本当にいい最しゅ(ryでしたね・・・全然信じてないけど!!!
本当に区切りが良すぎるので次回がどんなはじまりをするのかは気になってしょうがないです
いきなり久美と結婚して子供作ってても驚かないよ!
そんなわけで来週も楽しみです!
P.S.真面目にはじめの一歩の今後を議論や予想をしてみたい方いらっしゃいましたらコメント欄にどうぞ!(なおアンチ意見は無視する模様です
※はじめの一歩コンテンツまとめページ※
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