はじめの一歩最新刊、120巻が3月16日に発売した。勿論買った。
120巻、ちょっとした大台でもある数字。1200話も収録してるからメモリアルとも言える
けどこの巻の一番の問題はその内容である
マガジンで読んだけどまだ買ってない人、なんか噂で内容は知ってるけど読んでない人、最近買ってないけど迷ってる人
とりあえず120巻だけは買っても損ないと思うので買おう、そして読もう
・・・というわけで改めて本稿である
私はマガジン読んでるからどんな内容なのかはよーく知ってるけど単行本派はこれからあの衝撃を食らうのか・・・と羨ましいんだか何だかわかんない感情が渦巻きながらも帯を見る
『みんなの”夢”(一歩)が再起をかけて臨んだ試合
日本中がひっくり返ったあの夜がここに・・・!?』
もうこの時点で不穏である・・・
119巻は優勢だった一歩が徐々にゲバラとかみ合わなくなり、遂にゴトーンと一歩がダウン取られるシーンで終わった
そして続く120巻は更に2度目のダウンまで取られ絶対絶命のピンチに、しかし一歩もゲバラから2度のダウンを奪い、サドンデス状態になる
結果を見てから改めて読むと普通にボクシングしてるとほぼ圧倒してるけど新型出そうとすると頭に血が上ってるかのごとく雑極まりなくなり、逆にパンチをもらうようになり、しかもしょっちゅう気絶し、やたらダウンする・・・
これね・・・私1200話までは、ここまで描写されても「ま、新型お披露目引き延ばしてピンチ演出してドカンとぶちかますんでしょ!」くらいにしか思わなかったんですよ・・・
だってポンチャイ戦再びとしか本当に思ってなかったからね、メタ的な言い方をすればはじめの一歩内であと一歩の敗戦が描かれることはないと思ってました。本気で。
だからこそ1201話の『申し訳ありません』からの衝撃といったら・・・
結局単行本でもまた泣き崩れたわけですけど(´;ω;`)
やっぱり大好きなキャラが大好きなモノを諦める展開というのは何度読んでも苦しいです
1201話からは詳しい感想書いてるので見てみたい方はこちらからどうぞ
メモ
ーーー単行本は1207話で終わる
「険しいことを冒すと書いて冒険だから」
「外へ出て 色々な苦労にぶつかって 傷ついて倒れて 立ち上がって そして何かを手にする」
「人それぞれの人生があるけど 自分の人生は自分が主人公 みんな主人公になって冒険するのよ」
(中略)
「ようやく言えますね、お帰りなさいって」
「理由が見つかれば きっとまた出かけていくわ」
「拳を握って 冒険の旅へ」
この回で終わったのは救いだと思った
一歩はまた拳を握り、きっと立ち上がるのだと一歩が致命的敗北をしたこの巻の最後がこの言葉で幕を下すのだから
正直1201話からは気が気じゃなかったんですけど、この台詞で打ち切りではなくいずれ復活する展開になるのだと安堵したので・・・
予告の通り、これから一歩はボクシングのない日常を送ることになる
正直かなりゆっくりしたペースで進行してるし最近ようやく話が動いたかなという感じだ
この展開だと今年中に一歩現役にカムバックというのはないだろうとみてる
そういう意味で、はじめの一歩120巻は区切りになる巻だなとは思った
(本会なら121巻最初に収録される1208・1209話までの方がかなり綺麗な区切りになるのだが1207話でも十分区切りになる)
ここからの復活劇、私は期待してるけど結構な忍耐も求められるかなと思ってる
正直復活まで相当しんどい展開がまってるかと思ったら割と穏やかで拍子抜けしましたけどねw
今後、はじめの一歩を振り返るとき120巻確実にターニングポイントになる巻になるのは確かだと思う
願わくば『ここから持ち直した』と言われるようなターニングポイントで合って欲しい、そう願っている
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