どうも。はじめの一歩ドMファン、ナコです
えーとまずは先日のマガジンの一歩で非常にアレな展開になってしまったのが前提の記事なのでなにがあったのか、肝心の内容についてはこちらの記事を参照してください。この記事でもガッツリネタバレしますんで!
さて、問題は展開も展開ですがツイッターや感想ブログ、まとめサイトのコメントを見てるともうアンチコメントばかりで本当につらくなってしまったわけです
気持ちはわかります。私だって全盛期の輝きが忘れられずに読んでるクチですから
でもやっぱこれだけ炎上してると、ちょっとつらいものがあります(´・ω・`)
そもそもなんで叩かれてるのか、そんな状況でもなんで私は読み続けてるのか、読者ははじめの一歩とどう向き合うべきなのかをちょっと考えてみたいと思います
※ただの愚痴です※
今回の炎上のポイントを整理したい
発端は新型デンプシーロールお披露目試合である再起戦で完全にパンチドランカー確定しちゃった一歩がポッと出のキャラに新型潰されて負けたのがきっかけです
今週の週刊少年マガジンで『はじめの一歩』を読んだ俺氏の感想 pic.twitter.com/B5HDXlZBb2
— いちたりない朽木 (@lack_lucky) November 22, 2017
今週のはじめの一歩読んだ感想 pic.twitter.com/abZrGjuA39
— 御月ユウヤ@C100新刊委託中 (@mitukiyuya) November 22, 2017
いやー、私もショックで早退したレベルだったんですけど他の感想探すと罵詈雑言だらけでもうまともな考察全然見当たらない・・・
あとがきコメントが意味深で妙な深読みした読者がジョージ先生と編集の亀裂を妄想してなんか大荒れしてるし・・・
まとめサイトがこぞって取り上げて編集ともめてブン投げENDかと炎上してたらツイッターの一歩公式が
『はじめの一歩』は、今後も、続きますよ…!
— 『はじめの一歩』担当 (@hajimenoippo100) November 22, 2017
フォロー入れたら更なる大炎上が・・・
結局こういうことらしいんですが
話題になってる週マガ「はじめの一歩」の森川先生の不穏に見えるコメント(編集者の名前を出して「やり返す」的なヤツ)。
流れてきた情報(確度はかなり高い)によると「麻雀に負けただけらしい」という話なので、ご安心ください(笑)。 #はじめの一歩— Keisuke Okutsu (@knockout_77) November 22, 2017
内容が内容だけにみんな深読みしすぎってオチ・・・(ジョージ先生のあとがきっていつもこんな感じです
しかし、普段特に読んでもないのにただモメさせてアクセス稼ぎたい連中って本当にクソだよね・・・(´・ω・`)
もうここぞとばかりに最近の一歩への不満ともう終われの声は悲しいものがあります
そんな中、愛を感じる感想ブログさんもあって泣ける・・・
個人的にこの感想が一番しっくりきました
近年のはじめの一歩を取り巻く意見がネガティブなの多い理由を順を追って思い出してみる
そもそも何故こんなアンチコメントが多いかというと正直今に始まったことではないですね
ぶっちゃけ私が読み始めたころ(70巻前後)からここまで酷くはないですがネットの評価はボロボロだったと思います
巻数進むごとにアマゾンレビューもアレなことになるし・・・
そんなわけでどこら辺からこうなってしまったのかを振り返ってみたいと思います
アニメ1期放送中:沢村戦
このころまではあまりアンチなるものも存在してなかったと思います
アニメは面白いし沢村戦は緊張感バリバリで正義の一歩と悪の沢村・・・少年漫画の王道を行く素晴らしい闘いでした
売り上げが頂点だったのもおそらくこの頃で、男性ファンによるファンサイトも多くファンの交流も活発でしたね(女性向けも多かったです
実はこの頃森川先生のアシさん達がHPを持ってたりして割と交流も多かったらしいです。時代ですねぇ・・・
アニメ1期終了 鷹村VSイーグル戦
暗雲が立ち込めてきたのが鷹村VSイーグル戦です
何があったかというとこの頃から休載と減ページがちょくちょく入るようになりました
そして絵の迫力が一番あったのもこのころだと思いますが大ゴマ・見開きをガンガン使うので展開が遅くなりました
そんなわけでマガジンで追っかけてると半年ほどチンタラチンタラ試合やってるという状況に
話の内容も鷹村の網膜剥離疑惑が空振りでうやむやになり、あれほど引っ張ったのはなんだったんだと不満も残るように
そしてアニメ1期が千堂VS一歩二戦目、ララパルーザの素晴らしい出来で終了しました
板垣東日本新人王戦と最強のカンフル剤・宮田戦の期待
イーグル戦のあと、一歩VS唐沢戦が行われますが、これが2RKOで一歩の強さが炸裂して宮田戦、そして世界挑戦への期待を促すもので評価は高かったかと思います。唐沢のやられっぷりもたくぞーが死んじゃうとハラハラさせるくらい迫力がありました
イーグル戦に輪をかけて長かったのが板垣の東日本新人王決勝、今井戦(一回目)
鷹村はまだ人気キャラですんで不満の声はあれどしょうがないかなという感じでしたが、正直板垣学というキャラはいかんせん人気がなかった(今井も
しかも練習描写が特になくてもリング上でセンスでやってのけ、登場人物に「天才」「天才」と言わせてすますあたりで読者の反感を買います
それが半年以上時間をかけて休載減ページ入りながら試合を続けたわけです
ここで一気に不満が爆発した感じがありました
ところがこの試合が終わってから一気に盛り上がります
一歩がベルトを返上し、宮田に挑むことを宣言したのです
不満はあれども宮田VS一歩はファンが長年待ち望んだ対戦カード、期は完全に熟してました
まぁこれが最後の盛り上がりだったんですが・・・
武戦、そして宮田の骨折と破断フラグ
決定的に右肩下降はじまったのはこの頃でしょうか
唐沢戦は一歩の強さが全開でスカッとする感じだったのに対し、こちらはベテランに翻弄される展開が続きフラストレーション高かったかと思います
ついでに言うと話の練りこみも甘く、もうお馴染みになった休載&減ページでこれが国内卒業戦かー・・・と脱落する読者はどんどん増えていきました
それでも宮田戦に期待する読者はついていったわけですがここで宮田がよそ見して両手骨折、そして謎のフィリピン人登場でアッ、これ延期じゃなくて破断になるわと予感させてしまいました
間柴VS沢村、そして宮田土下座
ここでアカンと思ったのか凶悪系人気キャラ間柴と沢村の対戦が決まります。凄くテコ入れ感ありました
この試合自体は中々の評価だったと思いますがオチの沢村交通事故が・・・沢村ファンの荒れっぷりと言ったらそりゃもうね・・・
更に板垣が時を止める謎の力に目覚め、覚醒しました。ブラック板垣の誕生です
そして散々フラグを立ててきた宮田一歩戦破断の瞬間が訪れます
なんと宮田一郎の土下座です。いやー荒れに荒れましたね・・・
これが決定的でした・・・もうこのために読んでた人も多かったですから・・・
アジア王者編と宮田ランディー戦とアニメ2期
ここからアジア王者編がはじまるんですが、ジミー戦は割と短期間で終わり新型デンプシーの予感もあってスカッとする感じだったんですが問題はゲドー戦
変な謎解きがメインになってこの頃から一歩が本当に猪突猛進イノシシボクサーになったなぁと・・・もうちょっとディフェンスうまかったでしょ一歩・・・なんかこう、納得のいかないモヤモヤ感がくすぶります
一歩は兎も角、ここらでバロン栗田とかいう謎のキャラが出てきて青木村さんとの因縁がはじまったり板垣のA級トーナメントでアウトボクサー対決はじまったり脇道にもたっぷり時間かけてしまいます
そんな中、まさかのアニメ2期が7年越しに決定します!
テコ入れなのか宮田VS千堂のスパー実現したりしながらも宮田ランディー戦が始まります
正直なところ私はこの試合が毛の先ほども興味がなく、アニメも放送してない地域に住んでたんで(DVDは買い集めてた)あまり盛り上がってませんでしたが、それでもアニメ経由でファンは地味に増えてました
一期と監督違うのでキャラデザ変わったり音楽がイマイチなのとちょっとノリが変わったかなという感じはありましたが、二期の目玉は何と言っても鷹村VSブライアンホーク!
流石にこれは盛り上がりましたね!ニコニコとかでもMAD投稿とか結構ありましたし!
しかしマガジンはというとウォーリー戦に突入
これがまたアレな試合でしてね・・・よくまとめサイトで一歩ネタがあると貼られる定番になってるフルボッコ一歩まとめ画像はこのウォーリー戦・・・あんだけ殴られて一歩はボディにペチペチ打って足動けなくするスタンド出すという謎の決着・・・
その後も板垣やら謎の2tパンチ編やらで10巻ほど費やし、100巻に到達しました!
・・・内容がないよう(´・ω・`)
遂に100巻越え!ヴォルグ世界戦、ゴンザレス戦、そしてアニメ3期
100巻到達も内容は板垣の試合、そして青木村さんのフルボッコで非常に盛り下がる内容ってのがね・・・
そんな中はじまったヴォルグの世界戦は近年稀に見る高評価の試合だったと思います!
ですので世界へ挑む一歩への期待は高まります
ここでなんとまさかのアニメ3期が決定します!
オンデマンド配信(有料だけど)あったので私もリアルタイムで見てたんですが過去のアニメと比べてとんでもねー端折りっぷり!
島袋戦を二話で終わらすとか何考えてるの・・・練習シーンも計量のハブも無いし!
良かったのは青木タイトルマッチと戦後編くらいで、他は不満の残る作りになりましてまったく盛り上がりませんでした
そしてゴンザレス戦も潜る潜れないが延々と続き、アニメ前に始まった試合がアニメ終わっても続き(2クール)1年近くかけて最終的に負けるという結果にこれまた荒れる・・・
ちなみに前座の板垣VS今井は板垣があっさり負ける展開で読者人気が高いあたりどんだけヘイト溜め込んでるんだ板垣・・・と思った記憶が・・・
パンチドランカー疑惑やら鷹村統一戦やらでgdgd進み運命のゲバラ戦・・・
負けた一歩の再起までの道のりがまた長かった・・・
鷹村の統一戦を挟んだとはいえ、復帰まで3年間で10巻ほどgdgdやってたってある意味すごい
新型デンプシーに宮田戦フラグとか割と露骨に立ててたんですがね・・・
そして運命のゲバラ戦です
再起戦でモブみたいなキャラに負けるとかいう読者の斜め下をいく展開にかつてないほどの大炎上が巻き起こってしまいました
負けたという事実より、積み重ねです
この15年くらいのgdgdの積み重ねが爆発したってのが今回の炎上の本質です
こうやって書いてみると本当に酷いw
酷いとわかっていながら、何故私ははじめの一歩を読み続けるのか
こうつらつらと書き連ねるとなんでこんなことになってんのに私は未だに好きで好きでしょうがないんだろうと自分に疑問も感じてしまいました・・・理由を書いていこうと思います
①なんだかんだ言って単行本で通して読むとそれなりに読める
正直、マガジンで読むと減ページや休載で本当に展開が遅いんですが単行本で読むとなると話は別です
絵は絵柄が多少変わりましたが、迫力の水準は下がってはいません
大ゴマ連発なので凄く早くページを捲ってグイグイ読めば割と悪くないんですよ
ここら辺は本誌で読んでる人と単行本も買ってるファンとの差が結構あるのではないかと思います
②なんだかんだで話をまとめる方向へは入っていた
今回まぁアレな結果にはなったんですが事前に宮田戦のフラグ自体は結構立ってたんですよね
新型も登場、宮田と一歩も土下座以来の顔合わせ、そしてゲバラ戦最中の宮田のデレ
ゆっくりとゆっくりとですが方向性自体は終わりを向いていたからこそ付き合えたかなと・・・もう最後を看取るために読んでるというか・・・
そういう意味で一番キツかったのは100巻前ですね・・・何やってたんだろうねあの辺・・・
③定期的に1巻から読み返したりアニメ1期から観たりするのでぶり返す
私の家には単行本1巻から、そしてDVDも揃ってます。さらにHuluも入ってます
つまりいつでも序盤から読める・観れる環境なのです
はじめの一歩の序盤から46巻までは(個人的には67巻まで)掛け値なしの名作漫画ですからね・・・うっかり読み始めちゃうんですよ
そうすると熱がぶり返して最新の試合とかももっと見たいってなるときもあるんですよねぇ
一歩のカンフル剤は一歩だった・・・!
④ちゃんと終わらせるまで書いてくれるってジョージ先生を信じてる
ジョージ先生のインタビュー乗った雑誌とか割と買うんですけど、一応ちゃんとラストまでのビジョンはあるみたいなんですよね
なのでどれだけ時間がかかろうがきっと描き切ってくれるはずだって根拠はないけどそう思ってます
多分今のマガジンの状況じゃ打ちきれないとも読んでるので・・・それがまぁ編集ともめてる疑惑で少々焦りましたけど
問題はジョージ先生の体調ですね
ゲバラ戦はいつも以上に休載が多かったです。取材の為とかではなく急病での救済が多かったので・・・
本当にお体だけは大事にしてほしいです
⑤幕之内一歩さんが好きすぎた
完全なる私情ですけど、私は幕之内一歩さんが本当に好きなんですよ。マジ好きなんスよ・・・
つまり、萌えのパワーです
男性読者だとどうでもいいでしょうが、たまに見せる男らしい凛々しい表情だったり、妙にかわいらしい表情だったり、萌えですべてを許せるコマがたまにあるのです・・・もうデレデレになるのです・・・
鷹村さんもそうです、本当に大好きなんです・・・ホーク戦やバイソン戦の髪がバサバサになるところとかたまんないですよ・・・いやリーゼント大好きですけど!
もうね、これに関しては手遅れの状態なので・・・love is blindness
多分、一歩さんへの愛はアガペの領域に行ってると思いますエロスが無いとは口が裂けても言えない
私はこんなアレな理由ですが、男性読者も長年読んできたからこそ一歩には愛着めいたものってあるんじゃないかと思います
わたしはそれを拗らせすぎてるんです・・・(遠い目
名作だったからこそ、ちゃんといい終わりを迎えて欲しい心理
まぁこんな有様だから私はずっと読み続けてるんですが、男性読者もなんだかんだ言って読んでる人が多いのは『はじめの一歩の終わりを見届けたい』という心理だと思うんですが、それがまぁgdgdの果てに致命的な負けってのがね・・・まぁそりゃ荒れますわ・・・
よくあるこき下ろすために読んでる人にも格好のターゲットになってる感もあって、もうまともな考察とか語る場がないのが本当につらい
大体『終われ』という意見ばかりですが、その中でももう続くのが見苦しいから終わってくれってのが本当に多いんですよね
日本人の性と言いますか、美しい終わりを遂げる美学ってあるじゃないですか
はじめの一歩にもそれを求めて、gdgd続くなら打ちきれっていうのは読者のエゴでもある
森川ジョージ先生が描き続け、マガジンがそれを載せてる限りはじめの一歩は続くでしょう
もうキラキラした少年漫画的な終わりは望めない、残された道はバッドエンド打ち切りか狂気の世界へ足を踏み入ってジョー的な終わりを迎える選択肢しかなくなった
だからこそ少年漫画を望んでた読者はつらいのはよくわかる。私もそうですから
それでも私はここからの路線変更?での最後へ希望を捨てきれないんです・・・
もうあと1年くらいはどん底のキツい展開続くのはもう覚悟してますから、もうジョージ先生は開き直って欲しい
それを見てられないという読者は本当に読むのやめた方がいい。そういう段階に来ちゃってると思うんです
ただ寄り道はあまりしないで欲しい。『一歩の物語』を描き切って欲しいんです
なのでこれからもはじめの一歩の行く末を見守っていきたいし、その上で楽しみたいし、考察もしたいのでこのブログでも一歩は取り上げていきたいかなと思ってます
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