はじめの一歩1204話『孤高の鷹』感想&考察、鷹村のヤンデレ化が止まらない!そして右目ぇー!【マガジンネタバレ】

 

さて、一歩の試合が長い&衝撃的すぎてすっかり忘れてる人も多かったかもしれないですが、これから鷹村の防衛戦がはじまります

12月は合併号が続く時期でどうしても間が空いてしまいますが鷹村の試合の行方も気になるところです

ちなみに12月15日はNHKBS『ぼくらはマンガで強くなった』で森川ジョージ先生のインタビューもあるようです

テーマが『引退』と中々ヘビーかつ今の一歩の展開にもリンクしてるので必見ですね!

そんな訳で今週のあらすじ、そして感想&考察です

当然のようにマガジン最新号のネタバレがありますのでご注意ください

 

前回・前々回までのネタバレ&あらすじはこちらから↓

 

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目次

 Round1204 孤高の鷹 あらすじ

 

再起戦に倒れた一歩・・・次に控える鷹村の思いはーーー!

 

『なんてことはねぇ、最初から一人だったんだ』

『今までだって これからだって オレ様は 一人ーーー』

『そうだ それでいい』

 

 

鷹村のいる控室に騒がしく青木村と板垣が飛び込んでくる

しかしまだ一歩はいない、まだ医務室で治療中だった

一歩は脳震盪、詳しいことは精密検査を受けてからということだった

八木は再起戦の相手にサウスポーを選んでしまったマッチメイクミスだと悔やむ

この試合は再起戦の重圧、新型への固執、それらすべてが空回りした悪循環だったと篠田は総括した

重い雰囲気に包まれる控室だったがーーー

「てめぇのせいで辛気臭えぞ どうにかしろ」

鷹村の言葉に振り向くと、そこには一歩の姿があった

うつむく一歩と会長を一瞥し、

「切り替えろ、メインイベントのはじまりだ」

と、鷹村は立ち上がる

一歩には板垣が付き、出陣する鷹村

「鷹村さん」

一歩は鷹村を呼び止める

「勝ってください!」

そう声をかけると

「オレは裏切らねぇよ」

と言葉を残し、会場へと向かう

 

会場は未だ静まり返っていた

死んだわけじゃあるまいしという間柴へ

「それに等しい喪失感だ

ボクシングファンにとって幕之内は少しばかり特別なんだ

キミのようないかにもな選手ではなく

至って普通の容姿、やや気弱にも見える

そんな彼に皆、等身大で感情移入して 自分たちの代表ーーーアイツが頑張ったんだから自分も頑張る

そういう気にさせる稀有なボクサーだった

「だった?」

「長くボクシングに携わってるとたまに見かける退場シーンさ

お見送りと言った方が近いかな

二度と会えない予感を会場全体が共有していた

万雷の拍手はある意味・・・葬送」

 

沈む会場に鷹村が現れる

爆発と共に登場するも会場の雰囲気はまだ重い

リング上の鷹村はつぶやく

「切り替えろっつったのによ アホ共め 教えてやるしかなさそうだな

主役はだれかということを オレ様一人でいいことを オレ様だけが頼りになるということを」

セコンドアウトのブザーが鳴り響き、鷹村はリングサイドの会長へ話しかけた

「やいジジィ、アイツはもうここへ帰ってこねぇ

オレ様だけを見てりゃいい」

そしてゴングは鳴ったーーー

 

感想

 

今週、控室からゴングまで行きました!展開はやいぞ!(なんか麻痺してる

当然のことですが皆一歩の心配しすぎで鷹村が無視されるやっぱりかわいそうな感じに・・・

会場の雰囲気もまさにお通夜。先週の拍手も、一歩の挨拶も最後の別れだという藤井記者の言葉が重い

そーだよね・・・先週の時点で分かってたけどきっちり説明されると・・・ああ、つらい(´・ω・`)

 

一歩の様子なんですが、テンプル打たれて脳震盪の診断・・・まぁ今のところは、というヤツですが一歩の様子自体は割と落ち着いてますね

問題は鷹村。やっぱり右目が白い。もう露骨!露骨すぎる!!!

まぁずっと前からですけどね、まとめサイトやツイッターで今更騒いでるのは最近の展開からまた読み始めた人たちでしょうか?

もうね、97巻からあの状態なんですよ・・・

KC97巻より

ここら辺からすでに鷹村も距離感掴めなくなってるんですね・・・一歩と同じじゃないか・・・

一歩と違い鷹村は勘や技術で避けてるからバレてない感じなのかな

しかし最後の鷹村からの会長への言葉ね・・・

すごく・・・ヤンデレです・・・

いやぁ、ちょっと凄いですね。最後の鷹村のセリフなんて少女漫画か同人誌でしかお目にかかったことないですよ・・・

鷹村の会長愛が止まらない!鷹村の試合はどうなるのか・・・ですが、割と巻いてきたなと。私は控室1週、ゴングなるまで1週は使うと思ってましたw

この分だと内容はどうあれ鷹村の試合は早く終わるんじゃないかと思えます。まぁゲバラ戦引っ張りましたからね

今週の巻末コメントは

「色々な 意見が飛び交い 嬉しいな」

私が見たのは阿鼻叫喚と罵詈雑言だらけでしたが・・・だからつらいんだってばよ・・・

 

考察

鷹村の孤独

最初の独白、自分は一人だと自分に言い聞かせてるその鷹村のセリフは、逆に言うと心の奥底でどこかで期待していたのではないかとも見えるんですが・・・一人じゃないと、会長のために闘うのは自分だけではないとどこかで望んでたからこその決意なんだろうかと思うんですよね

鷹村はそもそも80巻の時点では一歩が会長と共に世界を目指すと明言した時点ですげぇ喜んでますからね・・・

KC80巻より

少なくともこの時点までは一歩が会長のもう一つの夢を叶える存在であると思っていたのでしょう

鷹村の孤独は節目の度に出てくるテーマでもあります

鴨川会長への父への情にも似た感情と、一歩との弟への情にも似た感情

家族に捨てられ孤独を生きる鷹村には、血の繋がりはなくともボクシングで繋がるもう一つの家族のようなものが孤独を和らげていたのだと思う

でも一歩はもうリングに立てない。弟弟子はもういない

もう一つの存在だけは絶対に失いたくない、孤高を生きる鷹村の拠り所への思いがどこか病んできているのはそういうことなのではないかと思うのです

 

『孤高の鷹』

1204話のサブタイトルの孤高の鷹、『孤高』というワードは試合前にも出てきました

森川ジョージ先生が知っているのか知らないのかはわかりませんけど、小椋佳の曲にそのものズバリ『孤高の鷹』という曲があります

少し引用してみます

このたびの命 思い為す宿命

好まずと言えど 戦いの嵐 荒れ止まず

挑みの心 また湧き止まず

誰のようにも 生きられず

誰のようにと 生きもせず

梢の高み 孤高の鷹が

心ならずの 爪を磨く

なんというか、鷹村守のことを歌っているかのような詩であります・・・

前々から鷹村みたいだ・・・と思っていただけに偶然かもしれませんがサブタイトルで使ってきたのはちょっとうれしかったです

なお、幕之内一歩ソングとしてはB’zの『BLOWN’』がピッタリだと思うので誰かMAD作ってくださいお願いします!

 

やっぱり右目は・・・?

ばっちり白かったですね・・・

今までも何度もあったわけですけど、今回に関してはちょっとヤバい事情がある

というのもバイソン戦で左のロングフック避けれないと露呈してしまったからです

流石に直前の試合を研究せず挑むアホな挑戦者などいるわけないと思いますので使ってくるでしょう

バイソン戦は何とかなりましたが、右目見えない=左が避けられないという状況は悪化すると思われます

そもそも片目が見えないということは距離感がわからないということにも繋がるので、ここで意外な共通点が一歩と出来上がってしまうという・・・

『距離感の乱れ』の克服は鷹村が教えてくれる・・・のかもしれない!?(かなり無茶な理論だとは承知してます

 

まとめ

もう鷹村のことしか書いてないですけど鷹マントまとった鷹村はやっぱカッコいいですよ・・・ヤンデレはどうかと思いますが!

この試合は本当にどう転ぶかわからんところがありますが、個人的には一歩の今後の方が気になって仕方ないのでストーリー進めるためにも早めに試合終わってほしいです

雑でもいい、勝ってほしい・・・頼むぞ鷹村!!!

 

P.S.真面目にはじめの一歩の今後を議論や予想をしてみたい方いらっしゃいましたらコメント欄にどうぞ!(なおアンチ意見は無視する模様です

 

 

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この記事を書いた人

青森県弘前市在住の兼業主婦で地元サッカーチーム・ブランデュー弘前サポーター。
青森県や弘前市の地方情報やブランデュー弘前情報の発信、PRしています。
最近は『はじめの一歩』毎週感想かいてます。その他漫画レビューもアリ

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